なんとなくネットをハシゴしていたら、こんなサイトに行き着きました。
お子さんが3人いるワーキングマザーのオズさんのライフスタイルをつづったブログです。
偶然だったのですが、ちょうどこの4月に本を出されたばかりだったので、早速読んでみました。
忙しい生活のなかで「持たない」選択
色々な理由で生活に追われている感覚は誰しも持っていますよね。私も、いつも悩んでいます。
この本は三人のお子さんを持って、仕事を持って、その生活を維持しつづける大変さに疑問を持ったオズさんのブログが元になっています。
思い切って小さい住まいに引っ越し、モノを処分し、家事を減らし・・・と全てをダウンサイジングしながら、かえってゆとりのある暮らしを実践している様子が書かれています。
小さい家に暮らせば、ローンの負担も減って、フルタイムで働かなくても良くなり、モノを持たないことで家事に使う時間も少なくなります。
出来た時間を使って、心豊かに暮らせますよ、とこの本は教えてくれています。
オズさんは、かなり徹底して持たない暮らしをされているのですが、センスよく暮らしを楽しんでいる様子が見て取れます。
写真も、すこし使い込まれても清潔で大事に使われているんだなと思わせるモノが写っていて素敵だなと思いました。
暮らしている人に愛されているモノは、インテリアスタイルの流行を追わなくても何かいい雰囲気をかもし出す気がします。
モノを減らして、住居費『年100万減』は印象的。
不動産関係の会社にお勤めのオズさんは、建築の知識も豊富で、その経験を使った計算式が面白いなと思いました。
収納は平均的には住居のほぼ3分の1を占めるとして、70㎡(3LDKくらい)であれば、23㎡。
それがそのエリアの平均家賃や土地の単価で計算すれば、一体いくら収納スペースを持つために払っているのか、具体的に計算してくださっています。
この本では大体1500万円を収納のために払っていると、なかなかにショッキングな数字が書かれています。
私も、モノを持たない(収納スペースは以外にコストがかかっている)、ひいては大きな家を買わないのが、実は効果的な節約術だとは知っていたのですが、こうやって具体的に計算できると、結構お金がかかっているんだなと驚きました。
モノを減らして、住居費『年100万減』についても、詳しく書かれていますので、ぜひ本書を読んでみてください。