部屋の掃除だけでなく、パソコン内の整理の仕方にも興味があって本を見つけると読むようにしています。ハードディスクやクラウド上に電子書籍や写真や書類などを置いておけるようになって、家の中で場所を取らなくなってきました。その代わりに、パソコンの中をどう整理するかという事が大事になってきているように思えています。
パソコン内の整理について書かれた本は、その本を手に取った人のスキルが様々で、その人によって「知っていることばかり」だったり、「書いてあることが難しすぎる」ので、中々自分にしっくり来る内容が見つけにくいのが難しい点だと思います。
私にとってこの「仕事ができる人のデスクトップは美しい」の中身は、知っていても出来ていない事があったので、改めて出来ていなかった事の再確認にもなる本でした。
こんな本です。
この本は、デスクトップの整理だけではなく、時間管理やメールの扱いなど、パソコンを使った作業について網羅されていて、純粋にデスクトップだけの話ではありませんでした。
書いてある事は、とても基本的な事がほとんどなので、パソコンを使いこなしているという人には物足りないかもしれません。ただ自分がどうかと言うと、ファイルの名前のつけ方に迷っていたりデスクトップ上がもう文句のつけようがないほど整理されているかというと、まだまだ改善しなければいけない事はたくさんあります。この本を読んで「デスクトップのファイル整理、最近キチンと出来てないなぁ」と今のやり方を見直すキッカケになりました。
知っていても出来ていない事って、たくさんあります。本を多く読むということは、何度もそのことにトライするチャンスが巡ってくるということなので、出来ていないからと言って、あんまり自分を責めずコツコツとやっていきたいです。
こんな人に読んで欲しい本です。
今までは、家事をしている分には、ITの知識やパソコン周りの使い方は必要ありませんでした。ところが最近は、この辺りの物を使いこなせる事が家事や家の整理を飛躍的に効率化出来る気がしています。
まずは、この本のような基礎を網羅してくれている本から興味をもった分野を掘り下げると徐々に分からなかった事が分かってきます。
今までパソコン周りのことを敬遠してきた人が、頑張ってパソコンを使いこなしていきたいと思った時に、簡単すぎて人に聞くのは気が引けるという気持ちになりがちですが、そんな人にこそピッタリな本だと思いました。