Instagramには、色々な点で可能性を感じています。
人とつながるツールとしての楽しさもありますが、うまく使えば仕事にも役に立ちそうな気がしているのです。
Instagramを仕事に使うってどういうこと?という視点を持ってInstagramを使っているのですが、カフェのアカウントは他の業界よりも上手くInstagramを使っている気がしています。
実体験を通して気づいたInstagramを仕事につなげる方法を幾つか挙げたいと思います。
ハッシュタグは大事。
Instagramは写真の投稿の際に、ハッシュタグをつけることが出来ます。ハッシュタグとは#のマークで、#以下の言葉で検索することができます。Instagramの中では、自分のユーザーネームかハッシュタグ、または場所でしか検索できないので、ハッシュタグはとても大切な要素です。
例えば、札幌で雰囲気のいいカフェに行きたいけれど、事前に店内を見たいなと思った時#札幌カフェで検索すれば大量の写真を一気に見ることができます。
ハッシュタグをエゴサーチしてファンを増やす。
先日、訪れたカフェのディスプレイが素敵だったので、そのお店の名前をハッシュタグに入れて投稿しました。まだ自分のアカウントを作ったばかりで、私の写真を見てくれる人など十数人しかいなかった頃です。
あまり見てくれる人もいないけれど、とりあえず自分が気に入った写真を投稿しただけのつもりでした。
すると、そのハッシュタグをたどって、そのカフェのオーナーさんが私のその写真を見つけて「いいね」を押してくれました。Instagramでは、誰が「いいね」してくれたのか分かる仕組みになっています。
興味が出て、そのオーナーさんのアカウントを見に行ってみると目を引く素敵な写真が並んでいます。
▲森彦さんのInstagram。投稿にオーナーさんの思いが書かれていて、思わず読みこんでしまう。
そのInstagramの写真を見ることで、そのカフェの世界観やオーナーさんの人となりの一部を感じて、親近感が一気に上がったのを記憶しています。また行こうかなという気持ちになるのが自分でも分かりました。
Instagramを介して、一度店を訪れただけのお客さんが、そのお店のファンになっていくというのはこういう事なんだと実感しました。
ストーリーのある写真とコメントで、今までに来店した人と関係を繋いでいく。
Instagramに投稿されているのは、店内のインテリアや商品がほとんどですが、そのアカウントををフォローしていれば、お店を訪れなくても、自然にお店に対する親近感が湧いてきます。
Instagramは、コメントができる機能を使ってお客さんとサービスの提供者が直接言葉を交わすこともできます。それも、お店のファンを増やすのに一役買っています。
また、私が今まで店名をハッシュタグに入れて投稿したカフェの写真は、かなりの確率でカフェの方から私の写真を見つけ出して「いいね」をしてくれていました。別にそれを狙って写真を取っていなかったのですが、「いいね」をしてもらうと嬉しいものです。
おそらくカフェの仕事の一環として、自店のハッシュタグを定期的に検索することは当然のことなのかもしれません。そういう点も含めて、カフェ業界は他に比べてInstagramを上手く使いこなしていると思います。
カフェのInstagramは、写真に統一感があって、見る人を引きつけるものが多い。
カフェのInstagramの写真は、工夫されて美しいものが多いです。個々の写真がうまく撮影されているのはもちろんですが、全体としてもショップの雰囲気に合わせた統一感があります。
そういった面でも、カフェのInstagramの活用は力が入っている気がします。
BARISTART COFFEEさん(@baristartcoffee)が投稿した写真 –
▲バリスタートコーヒーさんのInstagram。どの写真も雰囲気があります。
チャンスがあれば、近くのカフェのアカウントを探してみてください。じっくり見ると参考になる点が多くあると思います。純粋に素敵な写真も多いので、オシゴトに使わなくても見ていて楽しいです。
▼私のInstagramアカウントです。よかったらフォローしてもらえると嬉しいです。
Niko ??Japan Sapporoさん(@niko365good) • Instagram写真と動画