11月27日に蓑手章吾さんに「英語教室で自由進度学習をどのように取り入れられるか?」などセミナー形式でお話を聞けることになりました。箕手さんは小学校の教諭を経て、今はHILLOCK 初等部のスクール・ディレクター(校長)をされています。
この「子どもが自ら学び出す! 自由進度学習のはじめかた」は、少し前に読書会に参加した際に読ませていただいたのですが、まさかご本人に直接質問ができる機会が来るとは思ってもいませんでした。
せっかく直に色々聞けるチャンス、英語教室で自由進度学習をどう取り入れられるのかをしっかり聞きたい!そういう気持ちで再度読み返すと以前とは違ったところが気になってきます。
時間がなくて文章を読むのも大変だ、とりあえず内容が知りたいという方は添付の読書グラレコをどうぞ。とはいえグラレコやブログは私の視点で切り取ったごく一部。内容が気になる人は本をきちんと読むことを強くおすすめします。
自由進度学習は、「学びは楽しいものであるはず」から始まった
英語教室での自由進度学習は成立するのか聞いてみたい
英語も他の教科と同じく習得速度や理解度には個人差があります。どんどん先に進みたい子、納得しながらゆっくり進んでいく子、様々な子ども達が同じクラスで学んでいるのが一般的な英語教室の姿だと思います。いわゆる一斉授業のスタイルです。本来はそれぞれの学びのスタイルに寄り添いたいと思いながら、諸処の事情から現状の一斉授業のやり方をすぐ変えるわけにはいかないというのが多くの英語教室の先生の置かれている立場だと思います。
この本は、公立小学校の枠組み(一斉授業が基本)の中で自由進度学習を実現していたという点で、英語教室での自由進度学習をする上でのヒントがあるのではと思っています。
箕手先生が特別支援教育を経験しているところも自由進度学習にどう貢献しているのか聞いてみたいところです。
このブログを読んで興味を持った方は、こちらをどうぞ
グラレコでまとめた部分は主に本の前半です。後半は自由進度学習をすすめるためのTIPSやコロナ流行にともなう休校中の取り組みについて書かれています。ぜひ直接手にとって全体を通して読んでほしいです。