昨日の記事で見える収納の話題が出たので、なぜ「見える収納は良い」のかを説明しようと思います。
私は部屋をスッキリと見せるせるために、目につくところは線、色を減らす方向で「見せない収納」を考えますが、扉、引き出しの中は「見える収納」を心がけています。
なぜ見える収納をしているか。アクション数を減らす。
物を出し入れする時に、いくつのアクションで出し入れできるのかはとても大切です。
机の上に置いてあるものは、手を伸ばせば取れるので1アクション。
押入れの奥にしまった雛人形なら、
- 押入れ扉を開ける。
- 前にあるものを除ける(個数が多いとアクションは増える)。(奥に潜り込む)。
- 雛人形の箱を取り出す。
- 箱から雛人形を取り出す。
最低でも4アクションかそれ以上かかってしまい、出し入れに使うエネルギーと時間が大きいのです。
アクション数が増えるほど出し入れが面倒になって物が散らかる原因になります。
透明な収納であれば、外から中が見えるのでアクションゼロで目的のものに到達できます。探し物が減りますし、自分が持っている物もサッと把握できます。
私の見える収納ルール
規格はA4を基本とする。
私は、収納用品はA4サイズを基準にすると決めています。家の入ってくる紙のサイズがほとんどA4なので、それに合わせています。中に入れる物のサイズや形が違っても外のサイズはA4でそろっているので片付いて見えます。
透明なプラスチック製品は長く売られていそうなもの。色は無色。
色は無色。中が良く見えるのが理由です。必要に応じて買い足すので、同じ規格で長く売っているものを選びます。
コストはかけない。やっぱり、捨てる時に迷わないもの。
見える化はしていますが、「見せる」ためのものではありません。「高かったしなぁ。もったいない。」と思って捨てるのをためらう事を極力減らしたいので、お金はかけません。(極力捨てないでいいように、サイズ、色、メーカーを揃えて使いまわしをしやすくしています。それでも使えないなら潔く捨てます。不要なものを取っておくスペースに必要なものを置きたいのです。)
この条件に合った私の基本収納用品は、クリアファイル、ジップロック、100均のクリアケース(使うシリーズは決まっています)。どこでも買うことが出来て、全然お金がかかっていません。
見える収納は、手間を減らすこと、一目で物を見渡せることで、散らかりを事前に防ぐことができるのがいいところです。