老人になるにつれモノを減らすべき3つの理由。片付けるのって意外と高度な作業かも。

テレビを見ていて、ふと気づいたことがありました。社会の高齢化のせいもあるのでしょうか、最近は一人暮らしのお年寄りの部屋が何かの理由でテレビに映されていることが多くなりました。

「あれ?お年寄りの部屋って、散らかってるな。」そんな印象を持ちました。特に戸建てや田舎で家族と暮らしている方より都会で一人暮らしの方に顕著です。

乱雑に物が置かれて掃除が行き届いていないパターンと、掃除などはしているのだろうけれど物が溢れているパターンです。

片付いた状態を維持するのは実は結構大変。

整然とした部屋を維持するのは、実は結構大変なことかもしれません。

捨てるのか捨てないのか?の判断は結構頭を使いますし、大掃除にせよ、日常的に掃除をするにせよ、体力が必要です。

元気な年齢の間なら安々と出来たことでも、年齢が上がってくると気づかぬうちに負担になってくるのでは?と思いました。

細かくその理由について考えてみました。

1.年齢が上がると、使える認知リソースが減ってくる。

連休中、掃除でたくさんのモノを捨てて感じましたが、捨てる判断というのはかなり頭を使います。

「このモノは今後使わないのか?」「捨ててしまって困らないだろうか?」「残ったものをどこに置こうか?」

さらに感情的にも「捨てる不安」や「もったいない」を乗り越えなければなりません。

私たちは普通に出来ているけれど、年をとったら集中力や判断力は衰えてきます。よく私のおばあちゃんが言っていた「よく分からないからそっちで決めて。」も、考えるのが大変になってくるからかも。

2.年齢が上がると、体が思うように動かない。

もちろん体が思うように動かなくなってくると、掃除一つでも億劫になります。

力もなくなり可動域が減るとモノを動かすのも一苦労です。

田舎で畑仕事などしているおばあちゃん達はフットワークが軽そうですが、何もしていないと掃除をするのも思い切りがいりそうです。

そういう意味でも都市部の老人の一人暮らしはキレイな部屋から遠のいていきそうな気がします。

 

3.片付けなければいけない強制的な機会が減ってくる。

社会的な生活を送っていると人の目もありますし、誰かが訪問するなど、嫌でも掃除する機会は結構あります。

テレビを見ていても、家族と同居している老人や近所と行き来がありそうな方の家は、小ギレイになっています。

自分の周りを見ていても、年をとると出かけることも付き合いも減り、他人と繋がる力は下がってくるようです。

他人がいるから誰かが来るから、キレイにしよう、というのはあると思うのです。

扱える以上のモノを持たない暮らし

誰もが年とともに、知力、体力などが衰えてきます。

そのことがモノの管理に関わるとは考えた事はなかったけれど自覚していてもいいことです。

テレビで老人の部屋を見ていて、自分も徐々に扱える範囲までモノを減らしていくべきなのかもしれないと思いました。

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