なぜ捨てられない?掃除の時に物を捨てる決意がにぶる理由。

仕事の道具や本をため込んでいた机周りを掃除しています。

ここ半年ほど片付けは後回しになりがちでドンドンため込んでいたので、書類、本、教材が山積みになっています。机とは名ばかりで物の仮置き場です。

ずっと捨てるか捨てないかの判断を後回しにしてきたツケで、スペースに対してはるかに多くの物が置かれていました。今までもちょこちょことした片付けはしていましたが、今回は机自体も買い換えるか処分することも視野に入れて、このスペースを片付けます。もう物の一時避難場所にしないために、いらないものは捨てる必要がありました。

物を捨てるのは痛みを伴う。

物を捨てるかどうか考える時、一瞬だけれども言いようのない痛みを感じているのに気づきました。

特にこんな物を捨てる決断をするときは、胸がチクリとします。

  • 今は使わないけど、いつか使うかもしれない物。
  • もう用は果たしたが、高いコストを支払った物。
  • あの時は欲しかったけれど、今はもう魅力がない物。
  • 大して必要でもなかった物。

物を捨てる時に感じる胸の痛みは不快なので、ついつい捨てるのを躊躇したり捨てること自体をやめている自分がいました。

物を捨てる時は、自分の失敗と損失に向き合わなければならない。

どうしてだろうと考えると、捨てる時にはこんな自分に向き合わなければなりません。

  • いつか必要になった時、あわてて捨てなければ良かったと悔しがる自分。
  • 大して役に立たないのに高価な物を買ってしまう浅はかな自分。
  • ずっと欲しいと思わないものを買ってしまった自分。
  • 必要でない物を買ってしまった自分。

ずっと見て見ぬふりをしていたのに、「捨てる?」と考える時は同時に自分の損失や失敗を認めなければいけませんでした。

自分が失敗したのを認める事、何かを失うのを受け入れる事は、誰にとっても避けて通りたいのです。

失敗は失敗、また出費があるなら受け入れる。

捨てる時の嫌な気持ちの原因が分かると、少しは気持ちが晴れました。

確かに自分は過去に要らないモノを買ったり選択を誤ったりと失敗はしたけれど、過去の失敗は失敗として受け入れる。

これを捨てたら、将来また買い直す手間と代金が必要かもしれないけれど、その時はあきらめて支払う覚悟をきめる。

スパッと受け入れて潔く捨ててしまった方が、かえって新しいチャンスや良いものがやってくる気がします。

物と一緒に後悔や不安を握りしめているより、気持ちを切り替えて次の行動の準備をした方がいい。その方が長期的に診れば、建設的だし失うどころかプラスだと思うのです。

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