男性が書いた収納・整理についての本は面白いです。女性と違った視点や合理的な考え方がとても新鮮に思えるのです。
今日は男性が書いた収納・整理関係の本を3冊ご紹介したいと思います。
何を捨て何を残すかで人生は決まる 本田直之
本田直之さんの久しぶりの新刊です。本田直之さんはレバレッジリーディングで有名な作家さんですが、その生き方に共感する方も多いです。
何を置いておくか、何を捨てていくのか。テクニックてはなく生き方として、有形無形を問わず、自分と自分を取り巻く世界との付き合い方についての本です。
本田さんは変化のない自分に留まっているのを良しとしません。人生を壮大な実験と捉えていて冒険のように新しいものに挑戦していきたいと思われているのが、この本からも読み取れます。
自分にとっているもの、いらないものを見極めて、ノイズになるようなものは持たないようにされています。
「物」「人脈」「仕事」「お金」全てにおいて、いつの間にか付き合いや不要なものが溜まってきたら、リセットして新しい価値観や経験を積む、その繰り返しから、自分の価値観や自分にしっくりくるものが見えてくるという考え方が本田さんらしく、整理本と言うよりは人生全体を語った本です。
「すぐやる人」になる1分片付け術 小松 易さん
著者の小松 易(こまつやすし)さんは、建設会社におられる頃から、仕事の場でのかたづけの重要性を考えておられた方です。
仕事机や書類の整理についてのノウハウに参考になる事がたくさん書いてあります。
探し物する時間を整理する時間に回した方が効率的である等、オフィス発の整理術ですが、普段の生活にも役に立つ手法が書いてあります。
部屋は自分の心を映す鏡でした 伊藤 勇司さん
メンタルヘルス協会公認心理カウンセラーで空間心理カウンセラーの伊藤 勇司さんが性格タイプ別に片付け方を指南する本です。
普段の生活の不満や心の状態が部屋の中にも現れているのでは?という視点から書かれた本です。
まとめ
何を身の回りに置いて暮らしているかは、その人の人生観を映し出しているような気がします。
インテリアも、その人らしさが感じられる雰囲気が出ているものが好きです。
今回ご紹介した3冊の中では、本田直之さんの「何を捨て何を残すかで人生は決まる」が爽やかな読後感で印象的でした。