収納やインテリアの本は適期的にチェックしているのですが、最近時間がなくて読む機会が取れませんでした。
久しぶりに手に取った本、「一番わかりやすい整理入門」は整理収納アドバイザー2級認定講座公認テキストにもなっているそうです。
こんな本です。
公認テキストだけあって、整理できない人の思考パターンから、整理の仕方の実際まで様々なことがコンパクトに網羅されています。
整理するってどんな事?と思っている人にとって、短い時間で全体を把握するのにとてもいい本だと思いました。世の中の整理を扱った本はこの中の一部をピックアップして1冊の本にしているので、実用的である反面、対処療法的かもしれません。
最後の章には整理収納アドバイザーはどのように仕事を進めるのかステップに分けて書かれていて、整理収納アドバイザーってどんな仕事をするんだろう?と思っている方にも参考になります。
読んだ後に感想を交えてノートを取りましたが、ネタバレになりそうなので、一部だけ・・・。自分が覚えているためにまとめたので、実際の内容とは印象が違うと思います。詳しくは実物を読んでくださいね。
私にとっては、ここが良かったです。
巻頭には数ページカラーの図表が載っているのですが、その中でも「モノと人の関係 領域図」というものがあったのですが、これがとっても使える!と思いました。
モノをアクティブ、スタンバイ、プロパティ、スクラップに分けて、その人は何をどの割合で持っているのか可視化しているのですが、私にとって、うまく言語化出来ていなかったものがスパッと頭の中でクリアになって、この図表に出会えただけでも良かったなと思いました。
これから先、どんな部屋を見ても、すぐにこの図が頭に浮かんでしまうかも。
もう一つは整理収納アドバイザーの心得を説いていた部分があったのですが、専門の知識をもって問題解決する仕事に就く人にはありがちな事なので気をつけなければいけないなと思いました。
その部分については長くなりそうなので、また改めて書けたらなと思います。
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