自分の本を手放すことを勧める著者がいて驚いた。ミニマリストのエリサさん。

自分の本を手放すことを勧める著者がいて驚いた。ミニマリストのエリサさん。

先日、「トランクひとつのモノで暮らす」という

本のレビューを書きました。

何の気なしにその著者の方のサイトを訪れたら、こんな事が書いてあって驚きました。

たまに著書へのサインをご希望いただくことがあります。

そんなとき「手放しづらくなるけど良いですか?」という確認をさせていただくことがあります。(サインがある本は古本屋さんで引き取ってもらいづらい)

私のサインに価値を感じていただけること、とても嬉しいです。

でもそれが、手放すタイミングが来たときの足かせになったら悲しいのです。

この本を手放すことをサポートする本です。 – 魔法使いのシンプルライフ

本は、読む人にとっては数時間もかければ読み終わってしまうものですが、書く人からすれば何ヶ月も時間を費やして産んだ我が子のようなものだと思います。

著者の方は、長く大切にしていてもらいたいと思うのが当たり前だと思っていました。

広告

本を手放す時は、心苦しい。でも暮らしやすさを考えると手放すしかない。

私は人より多く本を読む方なので、そのままにしているとあっと言う間に本が溜まります。仕方なく、本は売ったり処分します。いつも「どうやったら家に本を停滞させないで済むか」を考えていますが、それでもあっちこっち本だらけになってしまいます。

電子書籍や図書館を使って、なるべく家に本が残らないようにするように気をつけていますし、持っていたいなと思っても、場所的な制限から心を鬼にして追い出してしまうこともあります。

本来的には、本は中に書いてあることが大事で、その実体には大きな意味はないとも言えます。中に書いてあることが自分を変えてくれたり、役に立てばその本の仕事は終わっているのです。

それでも、書いた人の事を思ったり、本自体が好きという気持ちもあって、手放す時は心苦しいと思っていました。

暮らしやすさを考えると、本は捨てるべき。でも本当は置いておきたい気持ちや捨てる心苦しさもある。

そんなジレンマがいつもありました。

ミニマリストとしての姿勢を優先したコメントにグッときた。

エリサさんは著者でもありますが、その内容は「ミニマムなくらし」について書かれています。

本来なら自分の本を大事にしていて欲しいと思っても不思議はないのですが、一人の生活者として、本は役割を終えたら手放したほうがいいという立場を優先されていて、感銘を受けました。

「トランクひとつのモノで暮らす」は、「読んで実践して身について手放す」ところまでいったら役目を果たすのです。

エリサさんの、このコメントは本の役目の本質をついていると思います。

私も「読んだ(所有した)だけで満足しないで、ひとつでも読んだことを役立てれば、その本を使いきった。」と思っていいのではと思います。

関連記事

The following two tabs change content below.
ニコ

ニコ

札幌市を中心に、英語レッスン、インテリア・収納のご相談を承っています。このブログは、ことば、暮らし、読み書きについて書いています。楽しく書いていきたいです。詳しいプロフィールはこちら。

広告