今日はクリスマスツリーのタペストリーをご紹介します。予算は500円以下。3時間もあれば作れます。
毎年クリスマスの時期には教室に飾りますが、いつも送り迎えの親御さんたちに大好評なうえ、とてもレッスンに役に立ちます。
では材料から。
ダイソー+余りもので出来たツリーです。
<ダイソーで買ったもの>
フェルト グリーンの濃淡で3枚
カラフルなクリップ 1パック
<生地屋さんの余りものワゴンで買ったもの。または余った布でもOK>
ツリーの背景になる布
<その他>
糸、木工用ボンド
これだけです。
出来るだけ、縫わない測らない。簡単ツリーの作り方。
①包装紙に大きくツリーを鉛筆で書きましょう。背景となる布の上でどんな配置にするか、買ってきた3枚のフェルトで作りきれるか考えながらデザインを決めます。フェルトを包装紙にあてて、それよりもやや大きめのツリーの外枠を決めると書くとフェルトは3枚あるので作れるはず。
②さっき書いたツリーを3枚のフェルトに分割して収まるのか考えながら3~4等分に横線を入れます。補助線なので鉛筆で薄く。その補助線の上を曲線でツリーらしくカーブをつけてカットする線を決めます。こちらは清書となるので濃く鉛筆で描きます。この曲線が美しい方が完成度は高くなります。
③包装紙を清書の線に合わせてカット。これが型紙になります。型紙をフェルトに置いて型紙の線を写し、そのとおりに切ります。曲線が滑らかにつながる様にフェルト切ると、出来上がりがよくなります。
④切ったフェルトを背景の布に配置してマチ針で仮止め。フェルトとフェルトは3ミリ位重ねておくと仕上がりがキレイです。私が買った背景の布はコットンの黒い布だったので、ほつれやすく、背景布の周りはミシンで縫っています。例えばスチレンボード、厚紙やフェルトなどの背景にすると、このミシン縫いは不要です(その分予算は上がります)。
⑤フェルトの裏にボンドを縫って、貼っていきます。5年ほど使っていますがボンドだけで剥がれてくることもありません。この後クリップを配置を考えながら糸で縫いつけます。
⑥これで完成ですが、もし壁にかけるための引掛けヒモやハトメ穴が必要な方は追加してください。私は画鋲で直接壁にはっています。5年使っても、まだまだ現役!適当に作った割には長持ちしています。
使い方
クリップには色々なものが吊るせます。オーソドックスにオーナメントを吊るして飾ってもいいですし、英語教室なら、子供たちの写真やイラストを吊るすのも楽しいと思います。
クリスマスや12月のレッスンでは大活躍で、12月にちなんだ英語カードを吊るしておいて「言えたら取ってきていいよ」なんて遊びもします。25個クリップを縫いつけてアドベントカレンダー風にして数の勉強にしてもいいかもしれません。
クリップもカラフルにしておけば、色の英語も使えますし、色々と使い勝手がよいクリスマスツリーです。