速読が出来るためにあるといいもの。文字からイメージの想起の速さ。

速読が出来るためにあるといいもの。文字からイメージの想起の速さ。

昨日は速読の入門講座だったのですが、偶然その夜の別の集まりでも速読について相談をしてくださった方がいました。

歩きながら話していたので考えがまとまらず、一言では言えなかったなとつらつらと考えていたら、ある程度答えらしいところに行きつきました。

速読が速く出来るようになる人とそうでない人がいるのはなぜか?

直接そう聞かれたわけではないのですが、この答えが役に立つかもしれません。もちろん速く読みたいと思っている方みんなにヒントになるかなと。

どんなメソッドであれ、速く読むのに必要な力が、「文字からイメージの想起の速さ」だと思っています。イメージはそれぞれの人が頭の中に持っている「〇〇はXXだ」という情報全てのことです。

「りんごは、赤くて丸くて甘いにおいがしてスベスベしていて、アップル社のマークでキリスト教では知恵の実と言われていて、熱を出した時にお母さんがすりおろしてくれて、美味しかったな・・・等々」りんご一つでも、五感で感じるすべて、関連する情報すべてがイメージです。

「りんご」という文字列を見た時に、その文脈で必要なイメージを瞬時に呼び出す。また次の文字列でイメージを呼び出す。イメージとイメージをつないでまた新しいイメージを作る。読むというのは細かく分けるとそんな作業の繰り返しです。

イメージの想起が速い人は早く文字を見ても意味を紡ぎながら読んでいける

そして、読むことに慣れている人と、知識の豊富な人達は、文字からイメージへの変換が速いので、速く文字を見ていっても意味を紡ぎながら読めるようになります。

知識を増やすのも、たくさんの本を読むのも時間がかかるので、それを速読講座でトレーニングすることはあまりないんじゃないかと思います。

速く文字列を見れても、意味が取れない。

ひるがえって、速く文字列を読めても、その文字列の意味するところのイメージを次々と引っ張り出せないと何を読んでいるのか分からなくなります。

だから、速読の前提としてある程度の語彙力や読書経験がないと意味が取れないのは、当たり前と言えば当たり前かなと思います。

そう考えると、子ども時代から沢山の言葉にふれる、色々な体験をする(体験は五感を使うので情報量が多い)、本を読むという事は思いのほか重要だと思うようになりました。

子どものうちは速く読むより、語彙を増やす、または自分が本の主人公になるくらいのめり込んで読む経験をした方がいいと思っています。

読みについての記事はこちら

 

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ニコ

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