昨日は跳躍性眼球運動を上手に使って、いままでより早く文字情報を処理する方法についてお話しました。
跳躍性眼球運動とは、どんなものでしょうか。
聞きなれない言葉なので、すこし説明したいと思います。
「読む」という作業には跳躍性眼球運動、追従性眼球運動が関わってきます。他にも両眼でバランスよく見えているか等も関わってきます。
跳躍性眼球運動は、昨日もお話したように、多くの中から見たいものを探す時に役立つ目の働きです。飛び石を渡るように、ポンポンと視線を飛ばすので、この様な名前がついています。
この眼球運動は、本を読む時にも自然に使っています。少し視線を外した後に元の字に戻ったり、行替えの後に先頭の字に移ったりと、ほぼ無意識に行われています。眼球運動のスムーズさは人によって差があり、跳躍性眼球運動に苦手さがあると、黒板の文字をノートに写す際、さっき見ていた場所を見失ったり、本を読んでいる時に行を飛ばしてしまったりという事が起こります。
上手に出来るようになるには、ちょっと練習が必要です。
速読のトレーニングの中にも、この跳躍性眼球運動を鍛えるものがあります。トレーニングなので上手くなるまでの期間は人それぞれです。速読でもビジョントレーニング(見る力を育てる訓練)でも似たような事をするのですが、レベル設定が違います。速読は通常の見え方の人がさらに上手くなるためのトレーニングですので、見え方に苦手があるお子さんには、速読のトレーニングを流用するのではなく、きちんとレベルにあったトレーニングをしてください。
昨日のエントリーでは、この跳躍性運動を上手に意識しましょうという事をお話ししました。意識するだけなので、そんなに難しくないのですが、もっと速く…となると新たにスムーズな目の動きが出来るようにトレーニングが必要になってきます。