私の行くセミナー、勉強会は指導法などを教えていただく場合が多いです。言葉でとらえられない情報(体の動き、タイミング、音など)もあり、後でやってみようと思うと「あれ?ここはどうするんだったかな?」と迷ってしまうこともしばしば・・・。
技術や非言語情報を含んだセミナーをどうやって生かすか考えました。
写真、音声、手書きノートで手がかりを残す。
手書きノートでは、ここだ!と思うところや、写真をとった時には必ず日付と時間(秒まで)を残す事です。
後でポイント部分の音や、画像を探しやすくするためです。
手書きノートは一行くらい開けて文を書くと、後で主語を補ったり、不足した言葉を入れやすい。
積極的にイラストを入れる。一緒に受講しているお友達先生のイラストを見て開眼!
やはり文字と絵では圧倒的に絵の情報量が多いのです。簡単なイラストで描くことのメリットは計り知れません。
ノートの絵は上手い下手より速さが大事だと思います。
その日のうちにまとめる。
本当は勉強会後は、クタクタで即休みたいのですが、ここが頑張りどころのようです。
ここをいかに時短していくかは、まだまだ私にとっての宿題です。
少しでも時間を有効に使いたいので、より速く効果的な方法を探っていたら、この本に出合いました。
心臓外科医の覚悟 角川SSC新書 医師という職業を生きる (角川SSC新書) [新書]山本 晋 (著)
その中で著者の山本さんが海外留学の際、先輩医師の手術技術を
を覚えるためにノートを取っていたのですが、
①手術直後には覚えている限りのことをノートに殴り書き=メモ
②家に帰ってから、症例ごとに殴り書きノートをまとめ直し=清書
というステップをふんでいらっしゃいました。
そのノートの手術例が500を超えたころ、もうノートをとらなくても自分の頭に全てが入っているのに気が付かれたそうです。
結局は手を動かすのが最短距離なんだと納得しました。