私たち日本人は表音文字である「かな」と表意文字である「漢字」を使っています。
ふと中華料理のメニューを見ていて思いましたが、漢字で
「乾焼蝦仁」「生炒青菜」「 醋溜魚片」「葱爆牛肉」と書いてあると、
なんと音に出していいのかは、はっきり確信が持てないけれど、料理法や材料や味なんかが想像できる。
「この~、なんて読むの?蟹なんとかっていうの美味しそう。お願いします。」
ちょっと唾液が出そうなくらいリアルに想像できるので、こんな風に注文したり。
漢字文化って本当に「視覚」で捉えられれば、意味を理解する上で、音としての側面はあまり重要じゃないんだなぁと思いました。
英語は表音文字の文化なので、ちゃんと文字を見て音に出来なければ意味が取れないのです。
しかも「かな」は規則性があって例外が少ない(透明度が高い)。あまり音と文字の関係に注意を払わなくてもいい文字文化なのですね。
そんな私達日本人が、習慣的に音と文字の関係に対して感度が低くても当然と言えば当然・・・としみじみ思いました。
英語を学ぶ上で、文字と音の関係は絶対重要。楽に読むためにも。