「本を書きたい」と初めて人前で言ったのは、確か2011年のことだったと思います。
やりたいことは口に出すと叶うと聞いて、思い切って言ってみたのですが、無名の自分がなんて事を言ったんだろうとドギマギしたのを覚えています。
その時それを聞いた人は、きっとそのことを忘れているでしょうが、言ってしまった私は「本を書いていない」ことで、長年誰かとの約束を守ってないような落ち着かない気持ちでいました。
その頃から驚くほど環境が変わって、今はやる気さえあれば、出版社を通さなくてもアマゾンから電子書籍を出せる世の中になりました。
手を挙げれば誰かが背中を押してくれる。
やれることが分かっているのに、行動していない自分がいる。そんな自分を歯がゆく思っていた丁度その時、知人の中野 有紀子さんが何冊も立て続けに電子書籍を出版しました。しかも、自分がキンドル出版を経験して得た知識をまとめた本まで。
彼女は、さらにオンラインで「キンドル本を出す人集まろう」というグループまで立ち上げました。
よし、参加表明してしまおう。そしたらきっと動き出せる。(でも実際はしばらく他の事に手を取られて、何も動き出せなかったのですが)
そうこうするうちに、同じグループの別の近しい人が「引っ越しで人生を変える」という1冊目の本を出しました。キンドル本を出すということが一気に現実味を帯びて目の前に現れました。
その方の存在自体が励ましになりますし、思いがけず「頑張ってね」と、参考になりそうな資料を送ってきてくれました。
手を上げれば、様々な形で背中を押してくれる人がいて、少しづつ前進していきます。
まずはKDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)に登録。
手始めに、KDPにアカウントを登録しました。キンドル本を出したければ、ここにアカウントを作るのが必須です。
KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング )は、Amazon.comが運営するセルフ出版サービス。AmazonKindleストアで出版コストなしに世界中で本を出版・販売することができる。
アカウントの登録自体はあっけないくらい簡単に終わります。アマゾンのKDPのシステムは日進月歩で変更されていくので、詳しい登録の方法はネットで検索して最新のやり方についての解説を探すのがいいと思います。
さて、次にやることは目次作りです。ぼちぼちと進み具合をブログの方にも書いていきたいと思います。