文章を書く機会がある人は校正・校閲について知っておくと良い。その道のプロに話を聞いてきました。【キンドル出版】

一文字も字を間違わない、自分の文章はいつも誤字脱字なく分かりやすいと自信を持って言える人って、殆どいないんじゃないでしょうか。

私はKindleで本を出版することを計画していますが、自分の文章を世の中に出す前に誰かに見てもらって文章を整える必要があると思っています。先日、先にKindle出版を果たした中野 有紀子さんの主催するイベントで、校正と校閲のプロにお願いして話を聞く機会に恵まれました。

お名前等の個人情報の公開はNGですが、内容についてはブログに書いてもいいと許可していただきました。

校正や校閲のルールを知っておくことは、文章を書く上でとても有益だと思います。私のようにブログを他人のチェック無しで日々書くのなら、日本語の表記ルールを知っていると時間の短縮にもなりますし、間違いのない文章は何より読んでくれる人に対する思いやりだそうです。

校正と校閲の違い。

通常の生活ではあまり馴染みがない言葉なので、校正とひとまとめにしてしまうことが多いですが、正確には校正と校閲はやることが違います。

「校正」は文字や語句の誤りを正すこと。 「校閲」は原稿内容にまで踏み込んで誤りを正すこと。

コトバ解説:「校正」と「校閲」の違い – 毎日新聞

校正は各媒体で決められた表記ルールに従って、誤字脱字、句読点などをチェックするのみですが、校閲は、内容の正誤や適否、時には文章の内容まで踏み込んで事実関係まで確認する作業のことを指します。

両者の仕事の違いや仕事の進め方は、数ヶ月前に読んだ本にも詳しく書かれていました。

気をつけたいこと。

まず単純に表記の揺れがあります。特別な意図もなく、同じ文章の中で「私」と書いたり「わたし」と書いたりするようなことです。読者は無意識のうちに、この表記の差はどんな意味があるのか判断しなければなりません。割合、このような意味のない表記の揺れは誰でもやっていそうです。

例えば、私は原則「子ども」と表記するように気をつけていますが、たまに魔が差して「子供」と書いたり、「こども」と書いたりしてしまいます。

さらに商品名も知らずに一般的な呼び名だと思って使っている時があります。宅急便はヤマト運輸のサービスのことでどの会社にも使える言葉は宅配便です。その他にもUFOキャッチャー(正しくはクレーンゲーム)やバンドエイド(絆創膏)など色々あります。

集中力が必要な仕事です。

人間の集中力は限りがあります。その方は集中力が必要な文章は午前中に済ませたり、昼食に炭水化物と油脂を取ると午後に眠くなりやすい体質なので昼食にご飯や油ものは一緒に食べないとおっしゃっていました。

何人かで複数回チェックをする、間違いは必ずあるという前提で見るなど、なかなか大変な仕事だなと感心しました。

何もかも一人でしようとしない方が良い。

その方のおっしゃるには、仮に自分で校正が出来ても一人で校正や校閲をしないほうが良いとのことでした。

自分だけでは思い込みや見落としが起きやすいので、家族や周囲の人でも構わないので人に見てもらったほうがいいそうです。

校正者は作者と共に文章を世の中に送り出すパートナーだという言葉が印象的でした。どうしてもいい本に出会うと作者に目が行きがちですが、こうして縁の下で支えている方が何人もいるんだと感慨深く感じました。

言葉を扱う人の使う言葉は美しい。

イベントでお話を聞いていて、その方の使う言葉の美しくてびっくりしました。

その方は途中で無意識に「お察しします」と言ったのですが、こんな心のこもった「お察しします」は聞いたことがありませんでした。

私はずっと丁寧な言葉遣いは気取っていたり堅苦しくて嫌だと思っていて、ちょっとラフでも気持ちが鮮やかに伝わる言葉選びをする人が好きでした。ですが、その方の話す言葉は丁寧なのに思いやりが感じられて、さすが言葉を扱う人は違うんだなぁと初めて丁寧な言葉使いの良さに気づきました。

別の時にその方が、校正者は間違いを正す・指摘する仕事なので、相手を傷つけないように言葉を選ぶのは毎日の業務の中で自然に培われたようなものだとおっしゃっていました。

うーん、そうかもしれません。なるほどと納得です。

まとめ

間違いのない文章、意図が明確に伝わる文章は、相手に信頼感を与えるそうです。せっかく時間をかけて書いた文章が誤字脱字などのノイズで内容に集中してもらえないのは残念です。

私のKindle出版にあたっては、その方も含め数人の方に原稿を見てもらうつもりです。早い段階でこのイベントに参加できて良かった。

ブログも書いたら力尽きてしまって、あまり誤字脱字に気付けないのですが、出来るだけ読み返して正確な文章にしたいと思いました。

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