Kindle本の目次を作りました。その前にペルソナ、ボリューム、ゴールを考える必要があった。【Kindle出版で必要なこと】

キンドル本を出すために、まずamazonにダイレクト・パブリッシングの登録を済ませたので、次は目次の作成です。

KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)に登録しました。 | willbe

目次は書く分量が少ないので30分もあれば終わるだろうと思っていたのですが、始めてみると予想以上に時間がかかります。このあたりの時間のかかり方は人それぞれだと思いますが、手順が分かっていないことと調べ物で、結局半日かかってしまいました。

初回なので回り道や余分な作業がありましたが、慣れればかなり時間は短くなると思います。

いきなり目次を作るのはハードルが高い。誰に書くのか?等の設定が先。

既に、誰に読んで欲しいのか?どれぐらいのボリュームで書くのか?何のために書くのか?がハッキリしていれば目次を書くのは簡単です。

しかし、それを曖昧にしたまま書き始めると、書き始めてから行き詰まったり大幅な変更が発生する可能性があります。満足のゆくものを書くためには、前提条件をしっかりと決めた方が良いと判断して進めました。

今回決めたことは以下の3つです。

  1. ペルソナ : 電子書籍をよく読む層は男性の20代から60代、普段から比較的本をたくさん読み慣れている層ですが、そんな顔の見えない人を設定しても仕方がないような気がしたので、自分の知人でこの本に書くことを活用してくれそうな人物を2名設定しました。よし、この人達が感心してくれたり、いいねって言ってくれることを目指して書きます。
  2. ボリューム : キンドル本は、紙の出版物とは読まれ方が違います。すきま時間で気軽に読まれ、つまらなかったら全部読んでもらえない事も多々あります。いきなり商業出版の様にページ数を多く書いても、むしろ敬遠されます。その事をKindle出版を先に果たした方に教えてもらって、なるほどと思いました。確かに短く要点をまとめた方が読む人にも親切だし、書く側の自分にとっても負担が少ないです。Kindle出版は本であって本ではない。手を動かしながら徐々にそのことが分かってきた気がします。
  3. 本のゴール :短い時間で読んで、これ役に立つと実感してもらうのがいいと思いました。そうすればその次も読んでもらう可能性が上がります。読んだ後に行動につながるように書くと言うコンセプトを立てました。

頭の中をいったん全て外に出す。

その設定した人達に、限られたページ数で何を伝えたらいいのだろう?と、PCに向かったのですが、考えが中々まとまりません。あまりにも沢山伝えたいことや切り口があって、自分の脳内だけでは把握できない感じです。

そんな時は全部外に出すに限る。

壁にペタペタと思いつくことを付箋で貼っていきます。思考が拡散しやすく、新しいことを思いついたり横道にそれやすい人にはオススメです。同じテーマで学生用とか、テクニックとか、幾つも書けるんだけどなぁ(私が、そんなに文章が早く楽に書ければ・・・の話ですが)。

色んな事を思いついて、楽しい時間です。

PCに向かう。

ようやく、実際の作業です。

構成の作り方も色々ありますが、私が選んだのはゴールを目指す道筋がそのまま目次になる書き方です。

  1. この本を読むと、読んだ人の生活はどう良くなるのか?
  2. なぜ、その行動を起こすと良いのか?(詳細)
  3. それは何か?
  4. どのようにするか?
  5. 具体例とまとめ

大体はこんな感じです。ここまで結構時間をかけて詰めたので、PCで目次を作っていくのはサクサクできました。

調べたサイトや、読んだ本。

原稿はマイクロソフトのWordで作成しますが、自己流でWordを使ってきたので簡単な使い方しか知りません。書式などは勉強したほうが手戻りもなく効率が良さそう。その辺りもあれこれググって調べました

結局調べ物が作業の半分以上という、目次作りでした。

読んだ本はこちら。

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