北菓楼 シェフのおやつ |言い方を変えると価値が変わる。

開店間際の時間にデパートの前を通りかかると、何やら人だかりが。見ると大勢の人が並んでいます。

北菓楼というメーカーの「シェフのおやつ」を買いたい人の列だとか。

いつも北菓楼の前を通ると「本日の『シェフのおやつ』は売り切れました。」という張り紙が出ていて、多分バームクーヘンの切れ端なんだろうけど、なんだか気になる・・・と思っていました。

用事もすんだし、開店まで後5分位なので、並んでみることにしました。一人限定1個だそうです。人気なんだ。

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開店と同時にぞろぞろと北菓楼のブースへ。あっという間に予定販売数終了です。これは普通に買い物に行っても買えないはずです。

早速帰って箱を開けてみました。

やっぱり普通のバームクーヘンの端っこ。きちんと成形されたバームクーヘンは1個138円で売っていますが、こちらは4個分入って369円。成形したバームクーヘンより少しお安くなっています。

食べてみると蜜が少し多めにかかっているかなという感じです。

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POPには「シェフしか知らなかった、この味。みなさんが味わえなかった美味しいところ。バームクーヘンの一番おいしい部分。数量限定 シェフのおやつ」と書いています。

本来的には捨てられるか社内で消費される部分が、売り文句と価格を変えるだけで行列が出来るほど人気になるという生きた例を見た気分でした。

しかも「売り切れ」「数量限定」「行列」を見せられると、中身は何となく分かっているのについ買ってしまいました。(もちろん美味しいのは美味しいんですが)

この逆らえない吸引力って何なんだろう。人の消費行動って面白いです。

こんな記事も書いています。

 

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