私は1日に何時間位コンピューターというものを触っているんだろう?
PCにしてもモバイルにしても、そういう物を触っている時間が確実に増えています。なのにそれがどうやって動いているのか、全然分からないのってマズくないかなぁと思っていました。
理数的な事に興味もなく、仕事上でもIT的な知識は不要・・・という道を歩いてきた私は、必要なところだけ周りの誰かに聞いたり本やサイトを参考にしながらITの世界とつきあってきました。そのせいで、あっちこっち知識が穴だらけで何かしようとすると直ぐつまづいてしまう。
イケてないなぁと情けなくなりますが、事実だから仕方ありません。でも、私のようにプログラミングの基礎知識を知りたいと思っている人は少なくないと思います。
もう1つ気になることは、私達の子供世代の事。こちらも公教育は全然遅れていて子ども達の方がずっと進んでしまっています。小さな子供がYouTubeを見たりアプリを使っているのは普通の光景です。だけど自分が見ているものがどんな仕組みで出来ていて供給されているのかは全然知らない。それってすごく危うい感じがします。
何とかしなくちゃなぁと思っていた矢先、知り合いの女性が 「たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室」という本を出しました。
「興味があります!」とSNSでお伝えしたら、その本を頂く事が出来たので早速読んでみました。
お知り合いの本ですが、率直に思ったことを書こうと思います。
たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室[Kindle版]
私が今月「やらかした」事が載っていて笑った。
つい二週前に、私のITの先生でサイトの保守も手伝っていただいている、ものくろさんにブログのドメインを移してもらったのですが、複数の画像が表示されないというトラブルがありました。
原因は私が画像ファイルに英数字以外の名前をつけていたからでした。
そのせいで、ものくろさんも私も余計な作業が増えてしまいました(ものくろさん、ごめんなさい)。
その事をすっかり忘れて、この本を読んでいたら、ちゃーんと「ファイル名は英数字を使うべき」事とその理由が書いてありました。
ホントに「基本のキ」が出来ていないことに、呆れるを通り越して笑ってしまいました。でも、読んでいて「!」と心当たりがあるという事は、今の私にとっては読むべき本だったという事と受け取りました。
漫画仕立てで取っ付きやすく、説明は分かりやすい。これはいいかも!
今までも本屋で何冊かHTMLの入門書を物色した事があるんですが、どうも苦手分野なので読む気が起きませんでした。知ってることが多すぎてもダメだし、難しすぎてもダメ。自分にちょうどいいレベルの本を探すのが難しい分野の本だと思います。
それに面白くないんですよね、図と説明だけっていうの。作る気もないホームページを作ってみようって言われてもヤル気が出ないし。
そんな感じだったのですが、これはまず漫画やイラストが多いので楽に読み進められます。
1順目、何となくサラッと読んだら(私は今ココ)、2順目は実際にやってみて・・・と押しつけがましくない感じで手順も書かれています。
「うーん、ちょっとやってみてもイイかな。」と思わせる感じがあります。
物事の入門期って「やってみたい、出来そう」っていう感じがものすごく大切だと思います。英語もそう。
それに今まで年齢の高めの子ども向けのいいプログラミング本は見かけなかったので、そんな子どもさんにも勧めてみたい感じです。スクラッチとかの本はあるけれど、ちょっと低年齢向けだなと思っていたので、これはいいかも!です。
女性が作った本なので女性の感性に響くのだと思いますが、もし今までのプログラミングの入門書は好きじゃないな・・・と思っているなら手に取ってみる価値はあると思います。
たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室[Kindle版]