「持たない暮らし」の豊かさと「持つ暮らし」の豊かさ 【収納の理論】

最近ミニマリストといって、物のない暮らし方が流行ってる気がします。

今、私は物が多めの暮らしをしていますが、今は捨てる時期ではないと思っています。住まいに物が多いか少ないかは固定しているものではなく、バイオリズムのように増減するものだと思っていて、今の自分は増えてもいい時期(と勝手に決めています)。

丁度、昨日今日と「持たない暮らし」の豊かさについて同じような事を読んだので、私なりに整理してみたいと思います。

物を持たない暮らしには、実は経済的な余裕が必要。

昨日このような記事を読みました。

「モノを持たないシンプルな暮らし」を主張する人々は、なんでも買える金持ちという事実 | ビジネスジャーナル

物質的欲求が満たされると、物では心が満たされないと気づき、ミニマリストになる傾向にあるのだそうです。整理したり買ったりする時間が惜しくなって、持たないことで出来る時間の方に価値を感じるとも書いていました。

確かに自由な時間が増えるのは、ある意味豊かになるという事だと思います。

ミニマリストの代表としてスティーブ・ジョブズの例が出ていて、彼はいつも黒のタートルとジーンズしか着ていなかったが、三宅一生のタートルだったからミニマリストとして「かっこいい」のであってノーブランドではこうはいかないとも。

資産の0.1%までなら、簡単に捨てられる。

似たような話で、今日、勝間和代さんのメルマガでも断舎離を扱っていて「人は持っている資産の0.1%までなら、簡単に捨てられる。」という事を言っていました。300万円ある人は3000円まで、3000万円ある人なら3万円までなら、まあ買い直せばいいと思える許容額だそうです。

勝間さんの場合は目に見えない財産(自分に対する自信、人脈、スキル)も含めて財産ととらえています。その財産がある人は、物がなくてもまたいつでもそれを得ることが出来るから大丈夫だと思える、そういう人は物を持たないでも不安にならないという話でした。

持たない暮らしをするには、それなりの余裕が必要という視点が面白いと思いました。

確かに経済的な面ではなくて、また同じものがすぐ手に入る都市部などに住んでいないと、やっぱり捨てるのはためらうだろうなと思います。

また手に入るという保証がなければ、捨てるという事は難しいのです。

「持つ暮らし」の中にも豊かさはある。

私は余分なものを持っているというのは、そんなにいけない事ではなくて、暮らしが変化した、または色々な事にチャレンジした結果なのではないかと思っています。

家にも子どもが大きくなって使わなくなった玩具や、自分がやってみて続かなかった趣味の道具、試したけれどイマイチ自分に合わなかったなという物が少し残っています。

その物が家に入ってきた時は少なくとも有用だったし、生活に彩りや変化を与えてくれたものだったと思っています。その物を持てたことで得られた豊かさがあったと思うのです。

もちろん時期が来て、不要になれば捨てますが、そういう物が存在する暮らしっていいよな、と思います。

結局は・・・

どっちがいいという事ではなくて、振り回されるのはよくないという話ですよね。断舎離ばやりですが、自分が気持ちよくいられるのはどの辺なのか見失わないようにしたいです。

 

 

 

収納について書いています。

 

 

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