子ども達に英語のレッスンをしていて、しょっちゅうある事。
発音うんぬんの前に、口がきちんと開いていない!
日本語はあんまり口の周りの筋肉を動かさなくても日本語の音がだせるので、口を大きく動かすことが習慣づいていません。そして多分まわりにいる人、家族や友達はその子の話し癖に慣れていて、多少の音のあいまいさは補って聞いてくれているはず。
本人たちは一生懸命話しているのだけれど、発音が合っているかどうかさえ聞き取れないくらい音がクリアではなくて困ってしまう。
これじゃ正しい英語を話していても、聞き返されてしまうだろうなと思います。
自信がなくてもハッキリ話す。
自分の母国語ではないので、「これで合ってるのかな?」「私の発音って変?」「えーと、この表現で良かったっけ?」、色々心配になる気持ち、とってもよく分かります。
でも自信がなさそうに、ぼそぼそ小さい声になってしまうと、間違ってないのに聞き返されてしまう。聞き返されると、ますます自信がなくなる。悪循環です。
まず大きな息を出す、口をきちんと開ける。
子ども達がぼやけた音を出している時は、ここまで息を届かせて!といっぱい息を吐いてセンテンスを言ってもらいます。その勢いでハッキリ口を開けるように促すと大した練習もせずに音がはっきり出てきます。
そこから音が合ってる、違うという判断も出来るし、本人たちも自分たちの声が良く聞こえるので、「あ、今上手くいった。」とか「何か違う?」と自分達でフィードバックが出来ます。
大きな口でハッキリ話した方が上達が速いのです。