1月にリフレクションの講座を受けてきました。 その講座を受けて、これは今の私に必要なもの!とグッと直感に刺さるものを感じたのでした。
上條晴夫先生のリフレクション・ワークショップに行ってきました。
リフレクションとは聞きなれない言葉ですが、私は何かを改善していく作業(例えばPDCA)の中での、実践の後の振り返りの手法だと理解しています。
「もっとやりたい!私も講師の上條先生のいる東北福祉大の学生になればいいのか?ちょっとそれは無理か…。そもそも遠いしな。」などと取り留めのない事を考えていたら、上條先生と英語先生仲間とでZoomで月イチで自分達のレッスンを振り返るリフレクショングループが立ち上がり、そこに入ることが出来ました。
今日はその第1回の記録です。
今回のテーマは長期で回収するレッスン。
Zoom会議の前に、 上條先生から今回のテーマが提案されていたのですが( テーマ:私のグッとくるレッスン)、 全員で話しているうちに長期で回収していくレッスンというワードが出てきました。これはいいね、という事で長期で回収していくレッスン をお互いに話していくことに…。
私達、民間の英語教室の先生は、学校の先生と違ってクラス替えもなく、運が良ければ3年から6年以上同じ生徒と付き合うことができます。つまり長いスパンで、その子の学習を計画することができるのです。そのためには、今日結果が出ないことも種まきとして、レッスンに仕込んでおくこともあります。
自分の教室で数年前に仕掛けておいたことが花開いたと感じた瞬間はどんなだったか、 思い出すように思い思いに語ります。時々上條先生が投げかける質問が、「あ!」と思うような角度から来て、それをキッカケにずっと深いところまで思考が及ぶのが驚きでもあり快感でもあります。
確実に明日からのレッスンが変わる予感。
リフレクションをやっている90分間はリラックスした雰囲気で雑談しているようで、全然堅苦しくないのです。けれど、仲間の話に耳を傾けているだけで自分の中で何かが変わってると、終わり頃には感じていました。
仲間のレッスンの様子を聞いていると、自分のレッスンには○○が当てはまるかも?という感じに様々なアイデアや考察が生まれてきて、Zoomが終わった後では確実に次回以降のレッスンは変わる予感がしています(もちろん良い方にです)。
外から受け取った情報を自分の中で醸成させて新しい考えが湧いてくるリフレクションは、一人ひとり持ち帰るもの(解や考え)が違いますし、教える側から全員に一方通行に知識を与える、よくある学びのスタイルとは一味違うと思いました。
そして、気持ちもなぜか前向きになって、とても満ち足りた気持ちで90分を終えました。
気心知れたグループだからこそ?愉快なリフレクション。
仕事柄、全員が揃うのが夜の深い時間とあって、ちょっと仕事終わりのリラックスモードでのリフレクション。途中でメンバーのペットの猫が乱入してきたり、冗談を言い合ったり、一回目から笑いが絶えないミーティングでした。
そんな雰囲気だからこそ深まる話もあったような気がします。
次回のテーマは未定ですが、 こうやって毎月レッスン改善のサイクルを回していけるといいなと思っています。