ウィッシュリスト100を毎月ウォッチし続けて一年。経験から分かったこと。

2018年に初めてウィッシュリスト100というものを書いてみました。使ってみて1年経って分かったことが幾つかあります。ちょっと思い込んでいたのとは違ったなぁと。

今年の買ってよかった物べスト5についてブログにも書いたように、逆算手帳講座に参加することで毎月ウィッシュリストがどれだけ叶ったのか受講者同士で報告しあえる機会もありました。同じウィッシュリストを使っていた人の様子を聞いていたので、特に目次の3番は自分だけでなく誰にでも起こると思いますよ。

1.ウィッシュリスト=紙に書けば願いは叶う?

ウィッシュリスト100はやりたいことリスト100とも言って、叶うといいなと思うことを100個紙に書いて時々見返すだけです。

逆算手帳にはウィッシュリストのページがあるので、まずウィッシュリストを埋めることが手帳のスタートになります。紙に書くと願いは叶うといいますが、半信半疑で望みを100個挙げてみました。実は100個も考えたことがないのでマスを埋めるのは結構大変でした。

2.叶えるのが目的じゃなくて、自分が本当に何を求めているか知るためのもの?

半年ほど毎月見直していて、分かってきたのはウィッシュリストは自分の羅針盤なんだということでした。毎月見ていると、「これはもう要らないな」とか「これは本当にしたいことではなくて、○○を叶えるための手段だったんだな」と様々なことを考えます。一人で、正直に、自分と相談しながらリストを書いたり消したりしていると、いつまでも消えないもの、何年も前から同じことを思ってることに気づいてきます。

実は20歳位から、ずぅっと思い続けていることもあって、人って何年経っても変わんないんだなと我ながら呆れたり。

でも、再確認できたからこそ、こっちに向かっていけば自分は後悔しないんだな、と進む方向が定まりました。それは途中でむやみに落ち込んだり焦ったりする事を大幅に減らす効果がありました。

3.発見!思わぬ形で叶うこともある。

これは本当に予想外。私もそうだったし、受講者の方でも何人も「その線は予想してなかったわ~」という夢の叶い方をしていました。想定外なので叶った時にはあまり気づいてなくて、リストを月に一度見返している時に「あれ?これ叶っちゃってる・・・。」と、びっくりします。

例えば「ヨーロッパに行く」とウィッシュを書いてるときは、海外旅行とか新婚旅行を想像しているんですが、突然出張を命じられて、行き先がパリだったという感じです。

想定外の叶い方でも、そんなにガッカリしないですよ。むしろ人の運って面白いなぁって感じです。今度はどんな叶い方するんだろうって、次が楽しみになってきます。

4.ウィッシュリストは現在形。

死ぬまでに叶えたいことなので、当然今年中に叶わない望みもたくさんあります。でも、毎月ウォッチしていると、ちゃんと自分がそちらに向かって歩みを進めているのが分かります。今は叶っていないけれど、努力している自分は「よくやってるじゃん!」って褒めてやりたくなります。そのお陰で、その夢までの過程がより楽しく充実して感じるようになりました。

目的地も大事だけど、その道程も楽しいって一粒で二度美味しいかも。

始めた当初は、なかなかリストが叶っていかないと凹んだ月もあったのですが、ウィッシュリストって生き物じゃないかって思えてきました。だから、全くリストが変化しない月もあるし、えぇ!?ってくらい幾つも望みが叶う月もあります。要らなくなった望みは消すし、新しいやりたいことが出来てリストに書き足すこともあります。

ウィッシュリストは全てが叶って完了ってイメージではなくて、いつも望みが生まれたり消えたり、私と一緒に現在形で変化していくものなんだ、と今年使ってみて強く思うようになりました。

ウィッシュリストの目的って、書けば叶うっていうだけじゃなくって、自分の本当に望んでいることに敏感になれることかもしれません。

上手くいってる時もいかない時もある、だからちょっと安心して日々進んでいけるなぁと、一年経って思いますし、自分の望みをよく理解するって、なぜか分からないけど心が満たされる気がします。

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