時代に合わせて、英語の読み書きをブラッシュアップしてきます。ついでに大学の英語試験の動向もメモしておきます。

セブに語学留学に行ってきます。ブログにその事を書いたら、たくさんの方に声をかけて頂き、びっくりしています。

セブ島の英会話スクール・サウスピークに行ってきます。ホテル滞在+日本語禁止校はベストチョイスか? | willbe

対面でセブ留学についてお話していると、どうしてわざわざセブまで出かけて英語をやるのか理由を話す機会が多く、そういえば私ってどうして行くことを決めたんだっけ?と動機を自分で改めて整理しなおしています。

すごく色々理由はあるのですが、一つは英語のライティングとスピーキングの力を上げたいという気持ちがあります。

たまたま、先日、旺文社さんがプレゼンする「英語の大学入試への外部検定利用」についてのセミナーを聞いてきました。対象は塾経営者や指導者です。

一言で言うと、大学入試は、「入試でもスピーキングとライティング能力を問うよう文科省からお達しがあったが、各大学がそれを行うのは困難なので、英検を始めとする外の資格を使ってもOK」と急速に変わってきているという話です。

そのセミナーに出て、そっか、無意識だったけれど、教える側ももっと「話す」、「書く」の能力を上げておかないといけないよね・・・と思っていたんだった、と気付きました。

せっかくなので、そのセミナーで聞いた要点をメモしておきます。社会人の方も大学入試って変わってきていると知るのは有益ですし、小さいお子さんがいる方も先の見通しをつけるのに役立つと思います。

英語の大学入試への外部検定利用について

  • 背景

文科省が日本人のスピーキング力、ライティング力を上げ、「読む、聞く、話す、書く」の4技能をバランス良く育成することを目指す。まず大学入試に採用し、その影響で高校の授業の四技能化を後押しする事を期待。

  • しかし大学入試で四技能を図るのには問題が・・・。

受験人数が多すぎる。採点、実施が困難。だから英語外部検定検定を入試で活用しようという流れが生まれている。

  • 昨年度、どの外部検定が採用されたか?

英検がトップ91.8%。TEAPの伸び率が大きい。その他はIELTS、TOEFL iBTなど。外部検定自体は71.1%が入試に利用可能としている。

(TEAPとは?上智と英検が作った日本の大学入試のための専用テスト。TEAP | 公益財団法人 日本英語検定協会

  • 英検なら何級を取っておけば入試に使える?

AO、推薦の場合は出願資格として使うことが多い。一般入試は得換算点として使うパターンが多い。(得点換算は英検2級=英語試験免除といった使い方のこと)

準2級から準1級くらいを設定している大学が多い。年々求められるレベルは上がっている。

新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)(中教審第177号):文部科学省

文部科学省 英語教育 関連情報[英語4技能試験情報サイト]

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