以前、ズッキーニを茹でた時に驚くほど苦くなった事がありました。
その頃ズッキーニの料理の仕方をあまり知らなくて、てっきり自分のやり方が悪かったんだと思いこんでいました。それ以来ズッキーニを茹でたことはありません。
ところが、そう言えばズッキーニってどう茹でたら苦くなくなるんだろうと思って調べてみたら、どうやら苦味は茹でたせいじゃなかったようです。
苦いズッキーニは食べてはいけないものだった!
岡山県のレストランで出されたズッキーニを食べた男女14人が下痢や腹痛の食中毒症状を訴え、数人が医療機関を受診した事例が報告されています。その原因はズッキーニに含まれる「ククルビタシン」というの苦味成分だったそうで、苦いだけではなく食中毒になってしまうなんて、全然知りませんでした。背筋がゾォーーー!!
キュウリやカボチャ等のウリ科植物には、苦み成分である「ククルビタシン」が含まれることがあり、ごく少量でも強い苦みを示し、多量に摂取すると腹痛、下痢等の食中毒様症状を示す場合があるので注意が必要です。
ククルビタシンが原因と強く疑われた事例について – 岡山県ホームページ(備前県民局健康福祉部)
全てのズッキーニが危険な訳ではなく、たまに苦味が非常に強いものがあって、そのズッキーニにはククルビタシンが多く含まれていて危険です。
私が料理したものも、もう「食べられない!」っていうほど苦かったんです。お陰で捨ててしまって大事には至りませんでした。
ちなみにゴーヤは苦くても毒ではないそうです。
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