手頃でカジュアルな家具を扱っているイケアが、2017年8月ごろにネット通販を始めるそうです。
イケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長が、8月23日の新戦略発表会でこのことを発表したので、情報の出どころはしっかりしているようです。
イケア/2017年8月末までに日本国内でネット通販を開始 | 流通ニュース
私の住む北海道にイケアの実店舗はないのですが、デザインと価格が魅力で、今まで何度も購入したことがあります。今までは、近くまで行った時に実際に店舗(船橋や神戸)に足を運んだり、少し手数料がかかっても通販代行を使ったりしていたので、イケアがネット通販を始めてくれるのは大歓迎です。
地方在住の私が選ぶイケアのおすすめ商品
イケアでは、子供用のハイベッド、テーブルセット、自分用のデスクなど大きな家具も幾つか買いましたが、地方までの配送費が結構かさむので、誰にでもオススメという訳ではありません。
組み立ても基本的に自分でしなければならないので、DIYが好きな人でないと面倒に感じるかもしれません。私は大工仕事は好きな方ですが、それにしても女性一人でハイベッドを組み立てた時は結構大変だなと思いました。
それよりオススメは、カーテンなどの布製品や、ちょっとした小物です。イケアはファブリック類のデザインが素敵で、ちょっと使うとぐっと雰囲気が良くなりますし、価格も国産のものより遥かにお買い得です。
特に子供向けのファブリック(カーテン、マット、布団カバーなど)は他に類を見ない可愛らしさです。
イケアの収納用品もポップで安価。
収納用品なども、寸法さえ合えば、デザインが可愛らしい物がいっぱいあります。
ただ、私は定番の収納用品は手に入りやすく、長く売り続けるものを使う事にしているので、イケア商品は、インテリアのアクセントとしての収納や子ども部屋収納として買う事が多いです。
子ども部屋の収納用品は、英語の教室でも大活躍。
特に、この丸い畳める収納ケースは、収納というよりゲーム用品として重宝しています。
IKEAは、長く使う家具としては、ちょっと不満。どうなる?今後のイケア。
同時に今年上旬のニュースに、こんなものがありました。
1~7月に子どもの玩具やチョコレート、調理器具など7件の自主回収を公表した。2014年の3件、15年の1件を大きく上回るペースだ。
イケアは北米でも、6月にタンス約3600万個のリコール(回収・無償修理)を発表。壁に適切に固定されずに転倒したタンスの下敷きになり、幼児が死亡する例などが報告されている。ただ、国ごとの基準に沿ってリコールをしているとして、この製品は日本では回収対象になっていない。
出典:イケア、品質管理強化へ 製品回収相次ぎ、社長が説明 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
商品の自主回収が相次いだのですが、私も幾つか使ってみて、長く使う家具としては少し役不足かなという感想を持っています。
特にハイベッドや椅子など、毎日のように体重をかける家具はキシミやボルトの緩みが気になり、結局もう使っていません。(※ボルトは自分で締めているので、あまりキツく締められなかったせいもあります。)
商品価格は、国産のしっかりした家具に比べると随分安いので、短期間用の家具として使うのも、一つの考え方だと思います。
こちらで紹介しているスタンディングデスクも、試しにイケアで買ったものです。結局スタンディングデスクとしては使っていないので、イケアで安いものを買って正解。
商品の品質管理や開発については、今回の新戦略発表会で、ヘレン・フォン・ライス社長が改善していくとコメントしていたので良くなっていくことに期待したいです。
とにかく、ネット通販というチャネルが出来ると、家具を選ぶ際の選択肢が増えるので、今から販売開始が楽しみです。