語学学校ってこんなところ。ハートフル系インド映画「マダム・イン・ニューヨーク」で、いつもと違う視点から英語の世界を眺めるのも楽しい。

去年見た映画が図書館で貸し出していたので、懐かしくなって借りてきました。

あんまり何度も同じ映画を見る方ではないのですが、この映画は色々な意味で大好きな映画なので、この週末にのんびり見返しています。

マダム・イン・ニューヨーク – Wikipedia

映画『マダム・イン・ニューヨーク』公式サイト

こんな映画です。

インドの裕福な家庭の主婦シャシは、菓子作りが得意な良妻賢母。しかし夫や娘からは英語が話せない事をバカにされています。

そんなある日、ニューヨークで暮らす姪が結婚する事が決まり、その準備のため、家族に先立ち1人でニューヨークに旅立つものの、英語を話せない不安と恥ずかしさを強く感じます。

偶然見た英会話教室の案内に一念発起し、誰にも内緒で英会話教室に通い始めます。様々な国からやって来た仲間たちと英語を学び、新しい世界、友人、自信を手に入れていきます。そしてちょっぴりロマンスも。

そうこうするうちに、インドから家族がやってきて・・・というストーリーです。

インドから見た英語社会。外国人から見た英語社会が面白い。

この映画はインド映画なのですが、ボリウッドのように踊り・歌でワイワイ楽しくというものではなく、しっとり、じーんとする映画です。

教育程度を英語の能力で測るような新しいインドと、主人公シャシに代表される古いインドの様子が垣間見れて面白いです。

そして、ニューヨークの語学学校の雰囲気が、イタリアで経験した語学学校とそっくりで、語学学校って、どこでもこんな雰囲気なんだなぁと懐かしく見ました。

国や文化が違うけれど、同じ言葉を勉強している仲間との連帯感や、語学学校のクールなような温かいような先生の雰囲気など独特なものが似ています。

日本にいると、外国の人殆どが英語が話せそうな気がしますが、この映画を見ると、そんな事もなくて私達と同じように苦労しています。英語の勉強に疲れた時に見るのもいいかな。

また、主人公シャシをされているシュリデヴィさんもキュートだし、着ているサリーも見どころです。彼女、ちょっとマイケル・ジャクソンに似てるんですが、作中でマイケル・ジャクソンの真似をするのは、監督もそう思ったのかもしれませんね。

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ほっこりするインド映画、ちょっとハマりそう。

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