今日は美容室に行って髪を切ってきました。
私がいつもお願いしている美容師さんは、お客さんの髪のコンディションをよく観察していて、髪の状態の変化に敏感です。
髪を触るだけで、疲れてますか?とか、今日の調子いいですね、とか見事に言い当てられてしまいます。
もう長いお付き合いで、行くと色々なことを話すのですが、今日は、髪の状態が良い人は実年齢より若く見えるんじゃないかという話が出ました。
そういえば、世間でも、シワやシミは見た目年齢を引き上げるものとして取り上げますが、髪の見え方はあまりケアグッズもないし、意識されていない気がします。
今日は、髪って意外に見た目に影響する?という話です。
年をとると髪はどんな感じになるか。
幼児の髪って、水分が多くてつやつやとしています。まさに天使の輪。
そこから数十年たつと、髪も老化してきて様子もずいぶん変わってきます。
まずツヤがなくなってきて。そしてまとまりが無くなり、量も減ってきます。白髪の出る年齢は人それぞれですが、増えることはあっても、減ることはありません。
白髪は目立つし老けて見えるので、髪を染める方は多いと思いますが、カラーリングを繰り返すと、さらに髪は傷んでツヤがなくバサバサ。
大体、年齢が上がってくると、髪はそんな感じになっていきます。
非言語情報としての見た目
その美容師さんは、すれ違う人でも髪を見ただけでその人がどんなものを食べているのかや健康的な生活をしているのか分かるといいます。
加工食品や糖を多く食べている人の髪はコンディションが悪く、十分なタンパク質を取っている人の髪はツヤがありまとまっているそうです。
私は素人ですが、思ってみれば髪の質感や量、まとまり具合から無意識に年齢を推測しているのに気がつきました。
または家でカラーリングしているんだろうなとか、すごくケアされている髪だな、みたいな質感の違いもぼんやりと感じていました。
プロのように細かく分からないまでも、何となくは髪を見ていたんですね。
身だしなみというと服やメイクには気を使いますが、髪も思っている以上に、その人の体年齢や暮らしぶりなど色んな情報を語っているんだなと思いました。
その割に髪の状態に気を使うことは少ない気がします。
髪型も大切だけれども、栄養が行き届いて元気な髪にしておくというのも見た目には大きく貢献するのかも。
髪に少し手をかけてあげると効果が大きいのでは?
着るものやお化粧は、言葉を介さずに「自分はこんな人」と他人に伝えるようなところがあります。
美容院でこまめに髪を切ったり、ホームカラーで染めないで、プロにきちんとカラーしてもらったり、しっかり健康的な生活をして、髪をいい状態にすると、意識している人が少ないだけに、相対的に若々しく見えるような気がします。
逆に服やメイクに気を使っていても、髪がバサバサだと一気に見た目年齢が上がるなぁと思います。
髪の状態の良さは、健康な暮らしをしている、細部まで神経が行き届いている、と非言語でプラスのイメージを相手が受け取ってくれる可能性もありそうです。
髪の状態は思っている以上に見た目に影響しているのかも、と思った話でした。