流されて暮らしていると、慣れた事、慣れた場所、慣れた食べ物ばかりになっていて生活に変化が少なくなりがちです。
しかも10年以上も大人をやっていると、変化を表す表現がマイナスっぽくなってきます。
子どもなら「成長」なのに中年以降は「老化」!
出来る事なら、楽しくて前向きの変化を続けたいなぁと思っていたら、ブログを書くことで自分が変化している事に気付きました。
1.発見が増えた。
私は時々訪れた場所や良かった物などについて書くことがありますが、検索をすると大抵のものには既にレビューや記事があることが多いです。
自分が同じような事を書いて意味があるのか?と軽く悩んだ時期もあって、そのことは自分なりに解決したのですが、それ以来紹介記事はなるべく切り口を変えて書くようにしています。
違う切り口を探すと今まで知らなかった情報に出会えることに気付きました。これが意外と楽しいのです。
例えば、長岡で研修に行った会場が素敵だったので検索すると、隈健吾さんの作品だったり。
ずっと素敵だなぁと思っていたパン屋さんの事を調べていて、ちょっと自分の物の見方が変わる本に出会えたり。
物知りさんにもなれますが、ブログを書かないと出会う事のない考えや情報に出会えるワクワク感が楽しいです。
2.写真を撮る人になった。
ずーっと私はスマホを持っていても写真を撮らない人でした。
だって必要ないし。何だか人や物にカメラを向けるって失礼な感じがして勇気がいるし。
ところがブログを書き始めると、写真があるのとないのでは内容の伝わり具合が格段に違う事に気が付きました。お店などで「写真を撮ってもいいですか?」と聞いても意外と嫌がられないことにも驚きました。
そうなると色々な写真を撮ることが面白くなって、どこから撮るかにこだわるようになりました。いい写真が撮りたいなとあっちこっちに登ったり、裏に回り込んだりもします。
▲超ローアングルから撮影してみました。撮影している時の私は、他人から見ると地面に腹ばいになる謎のおばさん(笑)。
今まで想像もしていなかった別の自分になっていて面白いです。
3.ぼんやり考えていた事に反応が返ってくるようになった。
いままで家事の時間、歩いている時間、何かを待っている時間はとりとめもない事をぼんやり考えていました。
今は、その時間は今日のブログ何を書こうかな?と考えている時間に変わっています。
実は考えている事はあんまり変わっていないのですが、構成やタイトル、表現など「伝え方」が加わる様になりました。
この記事も、そもそもは洗濯物を干しながらぼんやり考えていた事を、皿を洗いながら構成を考え、タイトルを考え、ある程度形になったところで紙に箇条書きした後に書いています。
考えていたことが、文字になって公開されると「私もそう思った。」とか「面白かった。」とか反応が返ってくる事があります。新しい情報を付加してくれる人もいて、考えが進むこともあります。
当たり前かもしれないけれど、私の頭の中から出たものに反応が返ってくることに驚きます。考えているだけだと何にもならないのに、何か返ってくることが新鮮なのです。
まとめ
ブログを書くことで、自分が変わってきているのを感じます。大人になるとプラスの変化=「成長」は意識しないと止まってしまいそうですが、ブログは意外と大きく「成長」できるツールのように思います。
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