いつも歯医者の定期検診に行くと「歯磨き、上手ですね。」とほめられるので油断していたら、歯茎のコンデションが悪くなっていました。
歯茎のポケットが深くなっていて、少し炎症が起きているとのこと。SRP(スケーリング&ルートプレーニング)を勧められました。
は?何ですかそれ?
しばらくその治療で歯医者に通っていたのですが、今日ようやく終わったのでSRPについて書いてみようと思います。
参考にさせていただいたサイトはこちら。
なんとなく嫌な感じがしていた。
年始からあれやこれやで忙しくて体が疲れているのは感じていました。
疲れは歯にも出るようで、埋まっている親知らずが痛んだり歯茎に変な感じがしてきたので、歯医者さんに行った次第です。
翌週から、歯茎の治療(SRP)と親知らずの抜歯の治療が始まりました。
ネットでSRPで検索すると歯周病の治療として紹介されていて、気をつけて定期健診や歯磨きをしていてもそうなっちゃうの?と結構ショック。
歯磨きは同じようにしていたつもりでも、忙しいと気もそぞろで雑な磨き方になっていたのかもしれません。普段の生活を雑にすると、意外なところでツケがまわってきます。
SRPは麻酔をして歯肉の奥の歯石を取る治療。
歯茎がゆるんでくると、歯茎と歯の間にポケットが出来て歯茎の奥の方にも汚れが溜まりやすくなります。
そうでなくても歯ブラシが届かない奥の汚れが、長年の間に歯石化してしまってセメントのようになっているらしいのですが、普通の歯みがきや歯石除去(歯医者さんで受けるクリーニング)では場所が深すぎてとれません。
今回は麻酔をして、その奥の奥の歯石を取りましょうということでした。その治療のことをSRPと言います。
私が通っている歯医者さんは予防歯科や歯周病予防に熱心です。
正直「えー、別に麻酔までして歯石をとらなくても・・・。」と思ったのですが、悪くなっても困るので、しぶしぶ治療を始めたのでした。
4回に分けて通うので、けっこう面倒。
保険適用の関係から一度に全部の治療を行うことは出来ません。
左右、上下と4回に分けて、通いました。途中で親知らずの抜歯もしたので、さらに通院期間は延びて結構な時間がかかりました。
麻酔をかけるので、歯石のクリーニングとはいえ麻酔が切れた後は少し痛く、2~3日は細菌感染しないように患部に歯ブラシを当てて磨かいてはいけないという結構大掛かりな治療です。
そんなこんなで大変だなぁと思いながら、治療に通いました。
SRPを終えて。
多少時間もかかり大変さもあったのですが、治療後はポケットも浅くなり元のコンディションに戻りました。
さらにザラザラの歯石を削って滑らかになった歯と歯茎はピタッとくっついて、歯石が出来にくい環境になるのだそうです。
治療中に他の歯医者に通う人からも、SRPはやっておくといいと言われました。
歯の健康は体全体に関係があるそうですし、今回少しコンディションが下がって反省したので、歯も先回りして予防的なメンテナンスの必要性を感じました。