以前、かかりつけの歯科医でデンタルリンスを勧められて買ったものの、うまく習慣化できずにいました。
歯磨き中って次の予定を考えていたり注意散漫なので「デンタルリンスをする」という新しい行程を忘れてしまいます。
こういう習慣にするべきものは、やったりやらなかったりをくり返しをしていると、大体「やらなくなる」に落ち着きがちです。ですが、ちょっとしたキッカケでデンタルリンスが習慣になりつつあります。
今日はそのお話を。
1.「嫌なことをさける」からスタート。
丁度そのころ、朝の歯磨きは寝起きにするべきという話を知りました。就寝中に増えた歯周病菌などを落とさないで食事をするのはNGらしいのです。
今までは朝食後に磨いていたんですが、「起きたら口の中はバイ菌がいっぱい」と聞いてしまうと何もしないで朝食を食べるのが落ち着かなくなってしまいました。
かといって今まで朝食後に歯磨きしていたので、それを止めると落ち着かない。
食前食後2回磨いてみたけれど、私は力を入れて磨きすぎる傾向があってこれもまた心配。
あれこれやってみているうちに、2回のうち1回はデンタルリンスでいいんじゃない?と気付きました。歯磨きほどではないにせよ、口の中の雑菌は減らしてくれるはずです。
そんな経緯で朝のデンタルリンス習慣が始まりました。
「寝起きの口の中を想像する」という嫌なことが、習慣化スタートの引き金です。
2.段々習慣化したことが好きになってくる。
しばらくすると、朝イチのデンタルリンスが快感になってきました。口の中がさっぱりしているのが気持ちがいいのです。
段取りが悪くてデンタルリンスし忘れると、今度はそれが落ち着かなくて水でもいいから口をすすぎたいなと思うようになっていました。こうなったらしめたものです。
3.その習慣を拡張する。
毎朝使うことで、馴染みが出てきたので他の時の歯磨き後もデンタルリンスで終えるように意識し始めました。
それまでは見栄えも悪いので洗面台のキャビネットの中に見えないようにしまっていたのですが、使う頻度が上がるとカウンターの上に出しっぱなしになって、更に使いやすくなりました。(この見栄えがイマイチなのは困りモノですが)
朝の習慣が段々と昼、夜と広がってきて、とてもいい感じです。
昼夜は、まだ時々は忘れてしまうのですが、朝のデンタルリンスはしないと嫌だというところまできました。
このステップは他の習慣化にも応用できそうです。
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