1年間の医療費の合計が10万円を超えると、確定申告で医療費控除を受けることが出来ます。
平成28年分 医療費控除の申告方法と明細書の書き方 [確定申告] All About
その手続きの際には医療費の領収書とその明細が必要です。もし確定申告の寸前に領収書の分類や計算をすることになると、かなりの作業量になってしまいます。
私はその時にあわてなくていいように、日々の家計処理を医療費控除の明細書を作る前提でフォーマット化しています。10万円を超えた場合は家計簿アプリのデータを加工して提出すればいいだけです。
このフォーマットを作ってから確定申告の時期が随分楽になりました。
注)2018年の確定申告から、医療費控除での領収書の添付が不要になり明細書を出すだけになります。とはいっても5年間は領収書の保管が必要で提示または提出の求めがあれば出さなければなりません。やはり領収書は整理して保管しておく必要があります。
手順です。
- 年初に年度と月を印刷した白紙の台紙を12ヶ月分用意し、クリアファイルに入れる。
- 医療費が発生したら、家計簿アプリに明細を入力して領収書をその月の台紙に糊で貼る。忙しい月はアプリに入力後、領収書はクリアファイルに投げ込んで月末にホチキスで一気に留める。
- 1年の終わりにアプリの年間の医療費のリストをExcelに出力する。
- Excel上で金額の合計、確認を行う。
- Excelを出力したら終了。
使っているアプリは「おカネレコ」
iPhoneに入れている家計簿アプリは「おカネレコ」です。
おカネレコはメールやDropboxにデータを出力できるので、私にとっては便利なアプリです。日々の家計簿データをそのまま医療費控除の明細書に利用出来るように入力の仕方は決めてあります。
▼「医療を受けた人の名前・続柄・治療内容・病院または薬局名」をメモの欄に入れておきます。病院の住所所在地は「◯◯市☓☓病院」と書くことでもOKのようなので特別な場合だけ詳しく書いています。保険などで治療費が補填される時も頻繁にはないので、これも特別な時だけ書くようにしています。
年末には領収書は月毎に分けられて整理された状態
この手順さえ守っていれば、年末には月毎に分けられた領収書の束とExcelで作った医療費明細が出来ています。
最後のExcel出力は領収書と突き合わせての確認作業を含めても1時間前後で終わりです。これくらいの時間で出来るなら苦になりません。
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