先日読んだ本で、なかなか上手くいっていることがあるので、今日はそのお話を。
すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法
この本は、目から入ってくる情報の影響力について書かれています。
やらなきゃいけないことがあるのに、ついテレビを見てしまう、スマホをいじってしまうというのは、「目に入ったものを重要なものだと思う」のが脳の特徴が原因なんだそうです。
TVのリモコンやスマホが目に入った瞬間に、脳は「テレビ(スマホ)を見よう」と動き始めるらしいのです。
何かやるべきことがあるのなら、邪魔になりそうなものを目に入らない定位置に置くのが、効果的だということでした。
だったら、逆にやるべき事を自分に見せるのも効果があるはずです。
朝起きると、自分のやることが書いてある。
夜のうちに翌日にする事を、メモに残してテーブルの上に置いておくことにしました。
朝起きてリビングに行くと、テーブルの上に「今日やることリスト」が置いてあります。私は自分で仕事をしているので上司がいないのですが、まるで上司が「これをやっておくように」と書き置きして行ったようです。
それを書いたのは私なんですが、あたかも私の上司の命令のようで「あ、はい、やっておきます。」と思ってしまうのが面白くて、結構気に入っています。
朝食の支度や片づけで、そのテーブルの上はしょっちゅう見るので、その度にメモが視界に入って、やらなくちゃと思います。
人間ってどこかで他人との約束は守ろうと思うので、この「エア上司」には無意識に従ってしまいます。すると、思いのほか仕事もやるべきことも捗ります。
バカバカしいけど、このメモ、結構効くようです。
やりきれないほどタスクを書くのはどうなのか?
今どうしようかなと思っているのは、多めにタスクをメモに書いてしまうので、何個かやり残したタスクがメモに残ってしまう事です。
すごく楽観的にあれもこれもと予定をメモを書いている私と、一方で、そんなに書いてもどうせ幾つかやり残すに決まってると思っている私がいます。
本当は少なめに書いておいて、今日やりきったと思えるほうが気持ちがいいんでしょうが、性分でいつも欲張って書いてしまいます。
この辺の欲張りクセはなかなか治らないので、いい方法があったら教えてほしいです。多めに書いてしまうのも、どうも何かに突き動かされている気がするんですよね。
その他にも、使えることが色々書いてあったので、この「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法」、おすすめです。