セミナーなどでノートを取る機会が多いのですが、後でノートを見ても内容が思い出せないのが悩みです。
もっと上手にノートを取れるようになりたくて、あれこれ調べていて「同時通訳者の英語ノート術&学習法」という本に出会いました。作者は同時通訳者の工藤紘実さんです。毎日大量の情報を通訳する中で蓄積したプロのノート作りのノウハウには自分も使えそうなヒントがありました。
ノートを縦に3分割する
ノートは縦に3分割して使います。縦に細長く使う事で視線の移動を少なくして情報を探しやすくするためです。
また字は大きく、ペンはメモを取っている途中でインク切れにならないようインクの残量が見える透明のボディの物を使うそうです。
これは本にはなかったのですが、3分割したそれぞれに自分の頭に浮かんだアイデア、講義の内容、内容を思い出すためのトリガ―ワードなど書く内容を変えるとスッキリしそうだと思いました。
相手の言葉ではなく自分の頭でまとめた内容をメモる
慣れていない人は相手の言ったことを逐一メモしようとしますが、それでは時間が追いつきません。「相手が言おうとしている事は何か?」を常に考えながら、自分が理解したことをメモすべきだそうです。
自分がまとめた事を書いたメモは後で見返した時も内容が思い出しやすいそうです。
相手が言った事を直接書く場合は「トリガーワード」は積極的にメモすると、後で内容を思い出しやすくなります。
略字を使う
素早くメモをとるために、色々な略字を使います。
「例えば」はex、「ではなく」は×、「重要」は!などです。その他にもスマイルマーク等で感情を、簡単な国旗を使って(日の丸で日本等)国を表したりします。
略字は同時通訳に特化したものが紹介されていたので、自分がひんぱんに使う言葉の略字を考える必要がありそうです。
まとめ
私は文章でノートを残すことが多いのですが、もっと質の高いノートを取るには図式化、ビジュアル化を工夫するべきかなと思っています。
しばらくこの事は自分のテーマとして追いかけてみたいと思います。
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