パンは甘くて柔らかいものより、皮がパリッとしていて程よく塩味が効いているハード系のパンが好きです。札幌でハード系のパンならここ!と思っているお店がパン・オ・トラディショネルです。調べてみると、知っているお店と繋がりがあって面白かったです。
まず食べるならクロワッサンとバケット。
パンオトラディショネルのパンは伝統的なフレンチスタイルです。
天然酵母「ルヴァンリキッド」を使って低温長時間発酵させているのだそうです。香りが高く、味も硬さも全てのバランスが大好きです。
クロワッサン(税込189円)は焼きたてのパリパリさが何とも言えません。塩加減もバターとよく合います。バケット(税込294円)も同じく何もつけなくても、バターを付けても美味しいです。
でもどんなおいしいパンでも、時間が経つとパリパリさがなくなって美味しさも半減です。ぜひ買ってすぐ食べるか、店内で食べることをおすすめします。
密かに好きなもの。果汁の味がするギモーヴ。
あまり有名ではないかもしれないけれど、パンオトラディショネルのギモーヴ(マシュマロ)もおいしいです。288円(税込)で小さな袋ですが、しっかり天然の果汁の味がします。
系列関係が面白い。
このパンオトラディショネルはメゾンカイザーの系列会社になっています。
メゾンカイザーというパン屋さんがあることを知らなかったのですが、日本ではじめてあんパンを作った銀座の木村屋の長男・木村周一郎さんが代表を務める会社です。その方がフランスに修行に行った時に出会ったパン職人エリックカイザーをパートナーに迎え、作った会社がメゾンカイザーです。
こちらに詳しく製法やこだわりのパン作りについて書かれています。おそらくパンオトラディショネルもこの系譜のパンを作っているのではないかと思います。
そして札幌に週末(やっていない週もあります)とオンラインショップしかやっていない、カプセルモンスターという洋菓子店があるのですが、その店主はパンオトラディショネルの元店長だとか。ちゃんとパンオトラディショネルのサイトにリンクも置いてあって、こことここは繋がっているのかぁとびっくり。
メゾンカイザー→パンオトラディショネル→カプセルモンスターという繋がりを発見して面白かったです。
基本情報
電話:011-688-6201 (問い合わせ専用番号)
住所 :北海道札幌市中央区南一条西27丁目1-1 マルヤマクラス 1F
交通手段 :円山公園駅徒歩1分
円山公園駅から156m
店舗営業時間 9:00~20:00(カフェL.O.19:00)
ランチ 11:00~15:00(L.O.)
定休日
マルヤマクラスの休館日に準ずる
席数 :32席
駐車場 :有(マルヤマクラス)
HP: http://www.traditionnel.co.jp/
札幌では大丸札幌店の地下食料品売り場でも買う事が出来ます。
価格、店舗情報は2016年3月時点のものです。
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