先日、見慣れないナスがあったので買ってきました。ローザビアンカというイタリア原産の品種らしいです。
ローザビアンカ/ロッサビアンカ/ROSE BIANCA<ナスの品種:旬の野菜百科
もっと詳しく知りたいとイタリアのサイトを調べたのですが、あまりパッとしたのがなくて、代わりにバラの花をかたどったナスの料理にたどり着いてしまいました。
名前は「ローザ・ディ・メランザーネ」。
これは美味しそう。ローザビアンカは加熱に向くナスようだし、このレシピをアレンジして作ってみることにします。
と、思っていたら予想より家族が早く帰って来てしまい、大急ぎで夕食を作ることになってしまいました!
今日は時短バージョンでの作り方ですが、普段の時の作り方も各写真の下に書いています。
材料(6個分)
- ナス(種類はなんでもよい) 米なすサイズなら1個~1個半
- 生ハム 100g~150g
- スライスチーズ 2枚 (あれば粉チーズの方がベター。スライスチーズは溶け出しやすいので)
- 冷凍パイシート 2枚(1枚100gのものでした)
- 打ち粉用の小麦粉
- 卵(卵黄)
作り方
①冷凍パイシートは室外に出して解凍を始める。オーブンは200度に余熱を始める。
ナスを5~8mmの厚さにスライス。イタリアではナスを水にさらさないので、そのままでOK。色はどんどん黒くなっていくので手早く次の作業へ。
②時短バージョン。重ならないように皿に並べ、ラップをして2分加熱。急がない時はゆっくりフライパンでグリルしてください。
③ナスに焦げ目がついて柔らかくなるまで、フライパンで焼いて下さい。焼けたら皿に並べ粗熱をとっておきます。
時間があるときは先にナスをグリルしておいて、完全に冷えてからパイ生地に巻き込む方が作りやすいと思います。
④スライスチーズは3等分にカット。スライスチーズの代わりに粉チーズを使う場合は、パイシートに粉チーズを振っておく。手で少しギュッとパイシートに押し付けておく)
⑤軽くまな板に小麦粉を打って、パイシートが両手で引っ張ると伸びるくらい柔らかくなってきたら、細長い帯状に3等分にします。
またしても時短バージョンの作り方で。そのまま、端を持って引っ張って、2倍位の長さにします。パイシートが硬かったり、丁寧に作るなら綿棒で伸ばしてください。
⑥まな板にパイ生地がくっつかないよう、まな板の水分を拭き取って打ち粉をします。パイ生地、生ハム、チーズ(粉チーズを使用する場合は不要)、ナスの順番で並べます。くるくると巻いて端の接着面に卵黄をつけグッと押さえて留めておきます。
⑦クッキングシートをひいた天板に並べていきます。ナスの温かさでパイ生地が緩んでいくので手早く。200度で20分。様子を見て時間は調整して下さい。
熱くても冷たくても、美味しく頂けますが、パイなのでパリパリのうちに食べるほうがいいかも。
(2016/08/21追記。粉チーズバージョンの説明を付け足しました。ナスの代わりにズッキーニで作っても美味しかったです。)