パスタをもう1ランクおいしく作る。イタリア仕込み超カンタンなコツ。

人生で食べたパスタの種類と数なら人に負ける気がしないニコです。

今日は本当にちょっとした事なのですが、パスタをおいしく作るコツについて話したいと思います。

パスタソースは乗せていますか?あえていますか?

がんばって作ったパスタソース、パスタの上に乗せる派ですか?あえる派ですか?

イタリア料理の専門店に行くと、あまりパスタの上にソースが乗っていないのをご存知でしたか?

パスタの上にソースをただ乗せるより、あえた方が圧倒的においしいです。

パスタにソースを吸わせると一体感がでる

タイトルに書いた簡単なコツというのは、パスタにソースを吸わせる事です。ただそれだけです。

その時に気をつけるのは、ソースは暖かい状態にしておくこと。(私はパスタをゆでている横で、ソースの入った鍋をとろ火でスタンバイさせています)ここがとても大事です。

そして、パスタはアルデンテで引き上げます。お湯を切った後、ソースの鍋でパスタにソースを吸わせて丁度いい硬さになるよう逆算して少し早めにゆでるのを止めます。ほんの気持ち硬い、というくらいで構いません。

ゆであがったパスタのお湯を切り、すぐソースの鍋に入れてからめます。その時ソースが冷たいと上手くパスタにソースが入っていきませんので、くれぐれも暖かいソースに入れてください。リゾットを作るときに、お米に足すブロード(コンソメ)を暖かくするのも同じ理由です。

最後の最後にソースを吸ったパスタは、パスタだけ口に入れてもほんのり旨味がでます。もちろんソースと一緒に食べると、ソースとパスタがきちんと絡まりあって味がまとまります。

パスタの茹で汁を取っておいて、少しソースの水分が少ない時に足すことも出来ます。私はしっかり味が付いている方が好きなので、ほとんど茹で汁で伸ばすことはないのですが、ソースが濃すぎてバサバサしているなという時にはお湯を足すよりおいしく出来ます。

おまけ

トマトソースを作るとき、味がもう一つ決まらないという時は、ごくごく少量の砂糖を足します。砂糖の味を感じるほど入れてはいけません。本当に少しでOKです。甘味を少し足すことで旨味が引き立ってきます。イタリアの家庭で実際にやっていたトマトソースの味の調整方法です。

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ニコ

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