楽しみにしていた江別の蔦屋書店がオープンしたので行ってきました。
ツタヤは色々な表記の店舗があり、「TSUTAYA」の店舗はレンタル事業もやっている書店、「蔦屋」はライフスタイルを提案する書店です。でも、私が読み聞かせに行かせていただいている美しが丘TSUTAYAさんもライフスタイルの提案をしているので、その辺りはゆるっとしているのかもしれません。
とにかく江別店は函館に次ぐ北海道の「蔦屋書店」の2号店。札幌から通える距離にある初めての「蔦屋」なのでテンションが上ります。
どんなお店が入っているのか、建物のレイアウトは公式ページや他のブロガーさんのブログが詳しいので、私は全体の雰囲気や気になったモノをお伝えしたいと思います。
「シンプルライフ」をテーマにした店舗
私は店舗の正面ではなく裏側にある遊歩道エリアから入店しました。こちら側は木々に囲まれて少し静かなので、この店のテーマ「シンプルライフ」らしい雰囲気を味わえます。雪の木立の間から見る店内は暖かそう。早く入りたいな。
店舗の建築面積は1500平方メートル。3棟がそれぞれ「食」「知」「暮らし」をコンセプトに、本や雑貨、アウトドア用品、飲食店などがあります。
どのゾーンも、テーマに沿った本と商品が組み合わされて陳列されていて、「モノ」を売っているというより、新しい暮らしを提案しているという趣です。蔦屋に行けば新しい時間や楽しい時間、ちょっと豊かな時間が手に入る、そんな気がするのです。
今までの本屋さんは、「読んだ、楽しかった、おわり。」と情報を自分に取り込むだけだったけれど、ここは「素敵な商品を見つけた、使い方の本を買って帰ろう」「○○の本が面白かった、あ、道具も売ってる。じゃあ買って帰ってやってみよう」と、一歩踏みだして「だったらいいな」の世界に入っていけるような気がします。
▼江別蔦屋書店のテーマに合わせた本をチョイスした陳列スペース。
「知」のゾーン
正面の棟は天井まである本棚が壮観の本のスペース。こんなに本があるのがひと目で見渡せて、それだけでわくわくします。
▼階段を上がって、二階の奥には半開放のセミナースペース。私が行った時は、「北の出版人本気&本音トーク」というイベントが開かれていましたが、写真を撮るのをはばかられる程の盛況ぶり。
その数日前に友人が主催していた「だれでもできる小さな世界の救いかた《女子部》」の勉強会のお写真をお借りしました。
よのなかのことを、ちょっと真面目に考えてみる。
身の回りのことに詳しくなることで、賢く生きるための勉強会
『だれでもできる小さな世界の救いかた』。
こういう活動が地道に(もはや地道とはいえないけれど)開かれている江別っていいところだなぁと思います。
▼こういう切り口の本の読ませ方って面白い。幾つか買って額装して飾るのも面白い(我が家の壁)。
「食」のゾーン
正面から向かって左側は食のゾーンです。本とそれにあったテーブルセッティングの提案が粋です。
▼ここはもう少しナチュラルなディスプレイ。
▼kintoのメラミンテーブルウェア。軽くて割れないし、カップ400円とお手頃価格!時々ドライブにコーヒーを持っていくのですが、屋外でコーヒーを飲む割れないカップが欲しかったので、即決で買いました。
「暮らし」のゾーン
暮らしのゾーンはインテリア、アウトドア、手芸や植物を楽しむ人には楽しい場所。奥の方には英語の絵本の棚があって、なかなかの充実ぶり!
▼手芸コーナーでは可愛いアップリケを見つけました。
▼パーティーグッズですが、他で見ないような大人おしゃれなデザインが良かったです。パーティーものはどうしても派手&子供っぽいものが多いので、こういうテイストは新鮮。
▼札幌の花屋Gravelが入っています。グリーンの種類が多くて圧巻です。
オープンしてあっという間に雪が降ってしまったのですが、他の季節はどんなだろうと楽しみになる書店でした。こんな素敵なお店が出来て、江別がちょっと羨ましいです。
基本情報
名称:江別 蔦屋書店
住所:〒067-0005 北海道江別市牧場町14−1
営業時間:8時~23時
定休日:店舗により営業時間・定休日が異なるので、詳細は各店舗情報をご覧ください。
電話:011-375-6688
HP:https://ebetsu-t.com
駐車場:あり
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