エンジン01@釧路「嫌われる勇気」を受講。 言いたいことを言える人は人を信頼している人だった。

先日エンジン01の講座を聞きに釧路に行ってきました。講座は4つ聴講したのですが、その中で印象的だった言葉について書きたいと思います。

1限目は、「嫌われる勇気」というプログラムでした。登壇者は和田 秀樹さん、奥谷 禮子 (おくたに れいこ)さん、古市 憲寿さん。司会役の和田さん曰くエンジン01会員で嫌われる勇気のある人を選ぶとこのメンバーになったそうです。最初からそんな冗談でスタートです。

嫌われる勇気の「勇気」の根っこにあるものは何だろう?

登壇者のそれぞれが考える嫌われる勇気とは何かという話で、和田さんは(冗談口調で)「嫌われたくはないけれども、空気を読まないから嫌われてしまう」タイプ、奥谷さんは「嫌われるか、嫌われないか以前に、自分は正しいことをやる」という自分の信念が優先しているタイプ。古市さんは「嫌われてる感覚はないんですけれどもね」と言いたいことを言ってるだけというタイプだそうです。

三者三様にタイプは様々ですが、司会役の和田さんがまとめておっしゃるとおり、嫌われることを恐れて、言いたいことを言えない人生はもったいないというのは確かにそうだと思いました。

大体、人の言ったことを他人はあまり気にしていません。他人はいつまでも人の言ったことだって覚えていないものです。

嫌われる恐怖は、結局は自意識過剰な自分中心な考えだと、当たり前のことに気づきます。

でも、やっぱり嫌われるのは嫌だなぁ。嫌われるのを恐れない人ってどんな勇気があるんだろう。

嫌われる勇気のある人は基本的な信頼を持っている人

そんなことを思いながら聞いていると、和田さんが「嫌われるのを恐れない人って人を基本的に信頼しているんです」と言いました。過去に精神科医の先生が書いた本を読んでいて、何度か「人に対する基本的な信頼」という言葉を見かけたことを思い出して、「あれっ?またこの言葉」と気になります。私にとって、その言葉の本質はあまりピンと来なくて心に残っていたワードでした。

嫌われるのを恐れない+人を基本的に信頼する

この組み合わせで、またこの言葉に出会うなんて思ってもいませんでした。一体どういうことだろう?

自分らしく振舞っていても、受け入れてくれる人はいるという信頼感

どんな意見でも、世の中の全員がその意見に賛同することはありえません。色々な人が色々な立場、意見をもって生きている以上、誰かから嫌われる可能性はいつもあります。だったら、自分が思うことをそのまま言って、それを受け入れてくれる人達の存在を信じて、自分らしく振舞って生きていく方が幸せかもしれない。

壇上の話を聞きながら、改めてそう思うようになりました。

どんなに自分の発言が炎上しても、自分の元から去らない人がいると経験から信じられる人は、思ったことを言うのを恐れないのだそうです。古市さんが和田さんの解説を聞いて「あ~、そうなんですよ」と納得していました。

私のなかで、どんな自分でも見捨てられない、偽らない自分でも受け入れてくれる人はいると心の奥底で信じられること、それが人を基本的に信頼することなんだなとカチッとパズルが合ったような気がしました。

それを無意識に知っている人が嫌われる勇気を持っている人、そういう風に考えたことがなかったな。

もちろん、悪意を持って特定の人を傷つけるのは、言いたいことを言うのとは違うので履き違えるといけないという話も出ていました。

終わり頃に古市さんが「すっごい毒舌でも、太ってる人って炎上しないんですよね~、マツコ・デラックスとか」なんて、また言いたいことを言っていたのが笑えて、古市さん、嫌いじゃないな~と思いました。

言いたいことを言ってる古市さんの好感度が上がる不思議。人の心って、面白いです。

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