毎週楽しみにしていた海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」の第一シーズンが終わってしまいました。しかも、思いっきり第二シーズンに話を引っ張って・・・。この先が気になりすぎてネタバレサイトを見に行きそうになりましたが、そこは我慢、我慢。
写真は、amazonのサウンドトラックCDの画像をお借りしています。
このストーリーは、36歳になる三つ子(厳密には双子と数奇な運命で養子となって三つ子として育てられた男の子)と周りの人の人生に起こる様々な出来事が描かれたドラマです。
今回、ドラマの中で“Break a leg!”という英語があって、気になったので調べてみました。
舞台に臨む主人公に、元妻が松葉杖を渡して“Break a leg!”というジョーク。
双子の一人(男)は成人して俳優になっています。自身の今後のキャリアに影響する大事な舞台に立つ前、楽屋で緊張している彼のもとに元妻が松葉杖をプレゼントに持って陣中見舞いにきます。
その時に元妻が言った言葉が“Break a leg!”
“Break a leg!”直訳「足を折る」から松葉杖が要るようになるでしょ、というジョークでした。
しかし言いたかったことは、日本語にすると「舞台の成功を祈る」という意味でした。意味の由来は諸説ありますが、舞台が成功してカーテンコールの際に役者が片足をついて(宮廷風に)深々とお辞儀をする様や、出来の良かった舞台に多くの投げ銭が投げ込まれ、役者が足を曲げて拾う様子から足を折るという表現になったという説が面白いです。
この表現は一般的ではなくてパフォーマンス系に使います。
「頑張って」はシチュエーションによって「幸運を祈ってます」とか「このままいい感じで行こう!」みたいな様々なニュアンスがあって、場に応じて気持ちに応じた言い方がありますが、 “Good luck”辺りが無難なのかなと思います。
In bocca al lupo!
ウィキペディアには、その他の言語で使われている似た表現が幾つか出ていて、イタリア語でIn bocca al lupo!というのを見つけました。
そうだった!私も試験前によくイタリア人に言われてたっけ。直訳すると「オオカミの口に飛びこめ」みたいな感じなんですが、「勇気を持って!」とか、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」みたいなことね~と思って聞いていました。
ことわざって面白いですね。