「がまくんとかえるくん」の絵本を見ていて、そういえば「がまくん」って英語で何ていうんだっけ?と思いました。
日本人の私たちが知っている動物の名前以外にも、よく使われている動物の名前は色々あって「ふーん、そういう言い方なんだね」と面白く思うことは時々あります。
そう言えば、「ウサギとカメ」のお話も”The rabbit and the turtle”じゃありません。
カエルはfrog。ガマガエルはtoadです。
▼こちら、かえるくん。frogです。アマガエルやトノサマガエルなど、いわゆるカエルっぽいカエル。
▼がまくんはtoad。ガマガエルのことを指します。こんなイメージ。
ウミガメがturtle、リクガメはtortoiseです。
亀はタートルと覚えている人が多いですが、先日、イギリス英語を話す先生が亀をトータスと言っていたなぁと思い出しました。調べてみると、アメリカではカメをまとめてタートルと言うらしいですが、イギリスの方が厳密に陸ガメと海ガメを区別して言うそうです。
▼こちらはturtleさん。海ガメなのでヒレが泳ぎやすそうです。
▼陸ガメさんです。英語ではtortoise。こんな感じで歩く足をもっていますね。
▼じゃあ、日本で一般的なミドリガメはどう?と調べると、”red-eared slider” カメにはsliderという種類もあるらしいです。水にシュッと滑り込むタイプの亀はこう呼ぶんでしょう。
「ウサギとカメ」は、英語で”The Tortoise and the Hare”です。
ウサギとカメの昔話は、一般的に”The Tortoise and the Hare”と言います。アメリカのamazonで検索したら、タイトル「カメとウサギ」「ウサギとカメ」の両方があって、どちらがが先とは決まってないようです。
とにかく、陸の上でかけっこをして競うので海ガメのThe turtleでは走れないカメなのでマズいわけです。その辺りはアメリカでもキチンと使い分けがあるんですね。
そしてウサギもrabbitではなくhareです。
▼hareは野うさぎのイメージ。耳が長く、大きな足でいかにも早そう。
▼こちらはrabbit。耳も短めで、丸い体つき。hareに比べると体も小さめです。
写真にしてみると分かりやすいかなと思って、種類による違いを説明してみました。
こちらは「ウサギとカメ」の洋書の絵本、kindle版。kindleならUnlimitedに加入で0円の本もあります。
かえるくんの人形、ずーっと欲しいと思いながら買う決心つかず。
英語版、「がまくんとかえるくん」のkindleです。