”A Tree Is Nice” ( ジャニス・メー・ユードリ:作)「木はいいなぁ」地味だけれど心安らぐ本。中学生が自分で読むのにも適しています。

”A Tree Is Nice” 邦題「木はいいなぁ」は、あまり目立たない小さな本です。でも、読んだ後はなぜか優しい気持ちになる不思議な本です。

文章は短くあまり崩していない文章なので、中学2年生くらいなら単語など助けてあげれば、自力で読むのにもいいと思います。

  • Lexile指数:420L
  • ページ数: 32P

Lexile指数とは

ストーリー

作者のジャニス・メー・ユードリは1928年アメリカ イリノイ州生まれの絵本作家です。大学卒業後、シカゴ市の保育園に勤め、絵本を描くようになったそうです。コルデコット賞を受賞した「木はいいなあ」は1987年出版の古い本です。

木の良さや木のある生活を淡々と書いているのですが、自分がそこにいるような不思議な臨場感を感じます。

▼こちらは仲良しの二人がケンカをしてしまって、でも仲直りをする話。日本ではジャニス・メー・ユードリの本としては、この本の方がよく知られているのかもしれません。(英語版もあります)

読みどころ

カラーと白黒のページが交互に並んでいるのが、特徴的です。モノクロのページがあることで、現実のことのような、そうでないような、不思議な感じがして想像力が掻き立てられます。

分かりやすい馴染みのある単語がたくさん出てきますが、trunk,limbs,sticksなど木の幹、枝など木に関連する単語がたくさん出てきます。

その他は見慣れた単語が多いので、英語の本が分かったという実感を持ちやすいのではないかなと思います。長く心に残りそうな、味わいのある本でした。

▼amazonで英語版、日本語版共に販売しています。

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