エルサ・ベスコフさんの絵本は、挿し絵が美しく、日本語でもたくさんの絵本が出版されています。
私も、この英語絵本に出会うまでに「おやゆびひめ」「ウッレのスキーのたび」「おうじょさまのぼうけん」「いちねんのうた」など絵の美しさに魅せられて、たくさんの絵本を読んでいました。
訳者は石井登紀子さんで、多くのエルサさんの絵本を翻訳されています。
今日はその中でも、「ちいさなちいさなおばあちゃん」の英語版を紹介したいと思います。
ストーリー
昔あるところに、小さな小さなおばあちゃんが住んでいて、買っている小さな猫に小さな小さな牛から絞ったミルクを飲まれてしまって・・・。
出て来るものや人が全部小さい可愛らしいお話です。
読みどころ
英語は平易な短い文の繰り返しなので、覚えてしまうくらい読むときっと学校英語の助けになると思います。始まり方はおなじみの”Once apon a time”、昔々あるところに・・・です。
この本の良さは、何と言っても愛らしいイラスト。英語も全て手書き文字です。エルサ・ベスコフさんはおばあちゃんからこのお話を聞いたのですが、外国の民話は終わり方が日本人にとって不思議だったり、めでたしめでたしではないことも多いのです。
このお話もそんな終わり方だったのですが、エルサさん自身で子ども達がほっとする結末を付け足したそうです。
最後のページの一番下の小さな文字も忘れずに読んで下さいね。
▼amazonで英語版、日本語版共に販売しています。