英語絵本で「ゆっくり」の表現のバリエーションを知る。”Slowly, Slowly, Slowly,” said the Sloth 「ゆっくりがいっぱい」(エリック・カール:著)

  • Lexile指数:AD410L
  • ページ数: 23P

Lexile指数とは

ストーリー

なまけもの君はいつもゆっくり、のんびり・・・。

他の動物達がやってきて、どうしてそんなにゆっくりなの?と尋ねたところ、なまけもの君の答えは?

と、そんなお話です。

読みどころ

子供向けの動物が出てくる本は、いつも身近な動物ばかり。身近な動物の言い方を覚えるのは大切ですが、ちょっと目先が変わった動物の名前が知りたいなとか、他の動物って英語でどんな言い方をするんだろう?という時にピッタリの絵本です。

  • Hummingbird(ハチドリ)
  • Porcupine(ヤマアラシ)
  • Tapir(バク)

などなど、裏表紙の見返しには、たくさんの見慣れない動物たちが並んでいます。

もう一つの読みどころは「ゆっくり」の表現の多さです。厳密には「ゆっくり」ではないですが、ナマケモノの行動から連想する形容詞がまとめて使われていて、こんな使い方をするんだねと発見するのが楽しいです。

  • dawdle(のらくらする、ぐずぐずする)
  • dillydally((決心がつかずに)(…に)ぐずぐずする)
  • languid (元気のない)
  • stoic(冷静な)
  • impassive (無表情な、平然とした)

他にもまだまだ一杯あります。

日本の英語教育では習わない英単に自然に出会えるのは、英語絵本ならではの良さだと思います。大人でも「へぇー知らなかった!」と思える楽しい絵本です。

▼amazonで英語版、日本語版共に販売しています。

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