エド・エンバリーというと可愛いイラストが真っ先に思い出されます。筆箱やランチョンマットに印刷された愛らしいイラストの作者です。
今回この本がエド・エンバリーのものと知らずに手に取ったのですが、彼がコルデット賞を代表的な絵本でした。
- Lexile指数:なし
- ページ数: 32P
ストーリー
ストーリーは実に単純で、どちらかというと英語の響きを楽しむ絵本です。
同じリズム、語尾のくり返しが、ナーサリーライムのような楽しさを演出します。
最初は「単調な話かな」と思いますが、何度も繰り返して読むうちに、英語の響きに惹かれて大好きになる人もいるようです。
ちなみに作者のエド・エンバリーの絵本は、日本ではこちらの方が有名かもしれません。
このモンスター、見覚えはありませんか?
読みどころ
私達日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、英語では韻脚を揃える言葉遊びがたくさんあります。私達がしりとりをして自然に日本語の言葉の感覚を育てているように、ネイティブの子ども達はこんな言葉遊びをしています。
英語らしい音、音と綴りの感覚を養うのには、うってつけの本です。
手元に置いて、何度も繰り返して口に出したい絵本です。
▼amazonで英語版を販売しています。