”Interrupting Chicken”(デヴィット・エズラ・シュタイン:作)「 いいこでねんね」英語絵本読み聞かせ

ニワトリの親子の会話がとってもユーモラス。読み聞かせについて書かれた、読み聞かせに向く英語の絵本です。

  • Lexile指数:300L
  • ページ数: 40P

Lexile指数とは

ストーリー

小さなLittle Chicken が寝る前にパパに本を読んで欲しいとおねだりします。でも Little Chicken には一つ悪い癖があって、ついつい我慢できなくなってお話の結末を先取りして言ってしまうのです。

読んでいるパパは、お話を最後まで静かに聞くように Little Chicken にたしなめますが、分かっていても、やっぱり最後まで黙って聞いていられないのです。

次から次にお話が終わってしまって、とうとう今夜読む本がなくなってしまいました。さて、どうしましょう・・・というお話です。

読みどころ

この本は「いいこでねんね」という邦題で、日本語の本も出ています。Little Chickenはピーヨという名前に、”Interrupting Chicken”というタイトルは「いいこでねんね」と、お話の面白さが伝わるよう訳者の方が工夫されているのを読み比べると面白いです。

このお話の中には、幾つか有名な童話が出てくるのですが、それって英語で何と呼ばれているのか、英語の発音ではどんな言い方なのか、確認してみると面白いです。

特に有名な童話は、単語は同じでも発音が聞き慣れなかったり(シンデレラなど)、全く違うタイトル(金の斧、銀の斧=Mercury and the Woodman)だったりします。

「金の斧、銀の斧」が、なぜ全く違う名前なのかはこちら→あらすじ

これを機会に、色んな童話の英語名を調べてみるのも楽しそうです。発音については、 youtubeを探すとネイティブが読み上げている動画が見つかりますので、そちらを確認するのがおすすめです。

それにしても、物語の主人公が心配でついついお話に割り込んでしまうLittle Chickenが子供らしくて可愛いです。字数が少ない割には難しい部分もあるので、まず大人が読んであげて、子どもさんと物語について色々なお話をするとハードルが下がって良いと思います。

▼amazonで英語版、日本語版共に販売しています。

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