知っている人は知っているけれど、たまに、コロンとセミコロンの使い方ってどうだったっけと思ったりします。
ついでにコンマとピリオドも、英語を習いたての子ども達には「そこでコンマね」と言ってもなかなか伝わらない事が多く、「えーと、文の区切りの点ね」と言い直すこともしばしば。
意外と混乱して覚えやすいこれらの記号について、整理しなおしたいと思います。
なお、簡単に覚えられるよう細かい説明はしないでザックリといきますのでご了承ください。
早めに用語に慣れさせよう。ピリオドとコンマとアポストロフィー。
そんな事、分かっているという方は沢山いますよね。
そんな方はここは読み飛ばしてくださって構いませんが、子どもさんにとっては、この用語に慣れること自体が大変です。
文の終わりにはピリオド (.)を書くという作業は難しくないのですが、どれがコンマで、どれがピリオドと呼ぶか、名前を覚えるのには少し時間がかかります。その用語が分かってないと、先生と生徒で意思疎通が大変になるので早いうちに慣れてもらうほうがいいと思います。
- 文の終わりの点はピリオド
- 前の文と後ろの文をつなぐ点はコンマ(カンマ)
- 短縮して短くしたところは、アポストロフィー(’)・・・It is =It’s
コロン(:)とセミコロン(;)の違い
コロン(:)の後に続くのは、説明、定義、引用、リストと覚えておきます。コロンの前と後ろは意味的にはイコール(=)というイメージです。
She likes playing sports: basketball, baseball, and tennis.
セミコロン(;)の後に続くのは理由や追加の情報などで、セミコロンを挟んだ2つの文章が何らかの関係があるという時にピリオドの代わりに使います。
意味的には接続詞の代わりのようなものです。以下の2つの文は、セミコロンでつなぐことで何らかの関係があるんだというニュアンスが出てきます。
I went to school ; She was not there.
まとめ
英語の記号はしっかり習った記憶がない方も多く、なんとなく使っている場合も多いので、サッとおさらいできるよう主要な使い方に絞ってまとめてみました。