我が家の水筒が古びてきたので、新しく買うことにしました。家族のリクエストにより、CORKCICLE (コークシクル)というメーカーの”CANTEEN”(キャンティーン)に決定。
ドライブや外出時にコーヒーを持ち歩くのに使います。かなり外観に一目惚れして買ったのですが、使い勝手はどうなのか?
今日はそのレビューを書きますね。
基本情報。買ったのは270ml、一番小さいサイズ、マットブラックです。
CORKCICLEはアメリカ・フロリダ発のブランドで2016年3月に日本でも販売を開始しました。公式のHPはこちらです。
カラーバリエーションが豊富、環境に留意した素材、三重構造で保冷保温効果が高いという特徴があります。その他にも、以下の特徴があるとHPに書かれています。
- 滑りにくいフラットデザイン
- ドリンクフォルダーに入ります
- 底には滑り止めラバー付き
- ステンレス製タフボディーで、結露しません
デザイン以外に、私がいいなと思ったのは底の滑り止めのラバーです。置いた時にソフトな感触が心地いいです。
サイズは9oz(270ml)、16oz(470ml)、25oz(750ml)の3種類。我が家は270mlの一番小さいものを買いました。
お湯を入れた時の温度変化を実際に試してみた。
HPには95度以上の熱湯を規定量入れて室温20度で、6時間後に60度以上、12時間後に42度以上保温可能と書かれています。
使い始めに洗ったついでに、温度変化も見てみました。今までの水筒より長く温かいと嬉しいなぁ。
▲熱湯を入れた直後。94度。大体室温も20度前後の部屋で蓋を閉めて置いておきます。
▲3時間後、72度で、写真は6時間後、62度の時のもの。HP通りの保温効果!13時間30分後には48度になっていました。12時間後に42度とHPに書かれていますので、実際の方がやや温かさが持続しました。
せっかくなので国産の今まで使っていたサーモスのもの(容量は同程度、満水で300ml位)で試してみると、94度だったものが、4時間後には82度、8時間後には68度になっていました。
保温性は、若干国産のサーモスの方がいいようです。
使ってみて。
▲買った時の状態です。
▲蓋と飲み口、内部。
▲滑り止めラバーがついた底。
今までゴムの飲み口がついたものに慣れていたので、金属がむき出しになったキャンティーンは飲み物が熱いうちは火傷しそうな気がして、飲むのにかなり気を使いました。金属はなめらかになっているので飲み口は思ったより鋭い感じはしません。
胴体は厚みがあるので中の温度は感じませんが、飲み口当たりの金属部分は厚みを持たせていないので、そこから中の温度が暖かく感じられるのが気になりました。(熱いわけではありません)その上部の薄い場所からすこし冷めていっている気はします。
細部は個体にもよるのかもしれませんが、日本製の丁寧なつくりに慣れていると物足りないかもしれません。使用に全く問題はないですが、ネジと飲み口のピタッと締まる感じは日本製のほうが上かなと思います。
また、私はネットで買ったのですが、ネジと飲み口の金属のリングの接着剤が広範囲にはみ出したまま乾いて、あまりにもみっともなかったのでカスタマーに連絡して交換してもらいました。
全てがそうではないと思うので、店頭で現物を確認したほうが無難だろうと思います。
デザインを優先しながら、使用感まで最高を求めるのが酷なのかもしれません。見た感じに惚れ込んだら多少の物足りなさは気にならなくなる、そんな感じでしょうか。
<追記 2017/02/07>
その後、私は使いやすさと安心感を重視して、自分用に国産のサハラの水筒を買いました。こちらの保温性能も測ってみたので、ご興味のある方はリンクを御覧ください。その後も家族は満足してキャンティーンを使っています。