砂川市に本店がある菓子メーカー「北菓楼」が、「北菓楼札幌本館」を旧文書館(もんじょかん)別館跡にオープンしました。旧文書館別館は対象15年に建てられた歴史的建造物で、安藤忠雄さんの設計でリノベーションされました。
古き良き札幌を想像させるクラッシクな外観と、安藤忠雄さんデザインの巨大な本棚を配したモダンで明るいカフェの組み合わせが心地よい空間です。
札幌の中心地で、少しクラッシックな気分に浸りながらカフェで本を開くのもいいかもしれません。
▲外観:北大理学部本館(現北海道大学総合博物館)を設計した萩原惇正によるデザイン。ジャイアントオーダーという形式の柱がポイント。
北海道大学総合博物館は大好きな場所のひとつです。北大に観光に行くなら、少しゆっくり眺めたり中に入ってみると楽しいですよ。
▲入り口を入ってすぐの店内。広くて明るいモダンな空間。
▲吹き抜けの玄関ホールの手すりは赤大理石が使われています。この部分は昔の雰囲気が良く残されています。階段を上がって2Fに行くとカフェスペースです。
▲真正面に新設された天井まである大きな本棚。ここが元図書館だった雰囲気を残す演出がニクイです。この奥は目立たないのですが資料館になっていて、この建物に関する資料があるので時間があるときは覗いてみてもいいですね。
この昔の道庁図書館は約5万冊の本が収蔵可能、婦人室、喫煙室、談話室、地下には食堂もありスチーム暖房が完備した当時最新鋭の造りだったようです。
▲本店限定の「クロワッサンシュー夢句路輪賛」(1個180円)は、クロワッサン生地のシュークリーム。結構食べごたえあり。
時間、数量限定だそうです。私が行ったときは午後でしたがまだ沢山ありました。
基本情報
北菓楼 札幌本館
住所:北海道札幌市中央区北1西5丁目-1-2
営業:10:00~19:00、カフェ10:00~18:00(LO17:30)、食事11:00~15:00
電話:011-558-1515
駐車場 :無